教養・雑学
教養・雑学についての用語集です。
デブオプス
でぶおぷす
DevOps(デブオプス)とは、「開発(Development)」と「運用(Operations)」が対立するのではなく、協力し合い、ツールや自動化を用いてシステムを迅速かつ頻繁にリリースし、価値を継続的に届けるための文化や手法。
推し活経済
ふぁんだむ・えこのみー
アイドルやアニメキャラなどの「推し(熱狂的に応援する対象)」に対する、ファンの応援活動(推し活)によって回る経済圏。
ルネサンス
るねさんす
14〜16世紀にイタリアを中心に起きた、古代ギリシャ・ローマ文化を復興し、「神中心」の中世から「人間中心」の世界観へと転換した文化運動。
ストリートアート
すとりーとあーと
ストリートアートとは、公共の場所(壁、橋、電車など)に描かれる芸術。元々は違法な落書き(グラフィティ)から発展したが、現在は高い芸術性と政治的メッセージを持つものとして認知されている。
昭和
しょうわ
1926年12月25日から1989年1月7日までの日本の元号。64年間と最も長く、激動の時代。
起死回生
きしかいせい
起死回生とは、死にかかっている病人を生き返らせるという意味から転じて、滅びかけている国や倒産寸前の会社、敗色濃厚な試合などの絶望的な状況を、劇的に立て直すこと。
一期一会
いちごいちえ
一期一会とは、茶道に由来する日本の語句で、「その出会い(機会)は一生に一度きりのものかもしれない」と心得て、主客ともに誠意を尽くすべしという教え。
高徳院
こうとくいん
高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院。本尊の「鎌倉大仏」で知られる。
長谷寺
はせでらかまくら
長谷寺(鎌倉)は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院。通称「長谷観音」。回遊式庭園を持ち、アジサイの名所として有名。
成田山新勝寺
なりたさんしんしょうじ
成田山新勝寺は、千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山。通称「成田山のお不動さん」。
興福寺
こうふくじ
興福寺は、奈良県奈良市登大路町にある法相宗の大本山。藤原氏の氏寺として強大な勢力を誇った。阿修羅像などの仏像の宝庫。
善光寺
ぜんこうじ
善光寺は、長野県長野市にある無宗派の寺院。日本最古の仏像といわれる「一光三尊阿弥陀如来」を本尊とする。
唐招提寺
とうしょうだいじ
唐招提寺は、奈良県奈良市五条町にある律宗の総本山。中国(唐)から苦難の末に来日した高僧・鑑真和上が開いた修行道場。
薬師寺
やくしじ
薬師寺は、奈良県奈良市西ノ京にある法相宗の大本山。天武天皇が皇后(持統天皇)の病気平癒を祈って建立した。
天龍寺
てんりゅうじ
天龍寺は、京都市右京区嵐山にある臨済宗天龍寺派の大本山。足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建てた。
龍安寺
りょうあんじ
龍安寺は、京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺院。枯山水の「石庭」で世界的に有名。エリザベス女王が絶賛したことで海外での知名度が高い。
三十三間堂
さんじゅうさんげんどう
三十三間堂(正式名称:蓮華王院本堂)は、京都市東山区にある天台宗の寺院。お堂の内陣の柱間が33あることからこう呼ばれる。1001体の千手観音像で有名。
延暦寺
えんりゃくじ
延暦寺は、あ滋賀県と京都府にまたがる比叡山全域を境内とする天台宗の総本山。多くの名僧を輩出した「日本仏教の母山」。
高野山 金剛峯寺
こうやさん こんごうぶじ
金剛峯寺は、和歌山県伊都郡高野町にある高野山真言宗の総本山。高野山全体を境内とする一大宗教都市の中心。
浅草寺
せんそうじ
浅草寺は、東京都台東区浅草にある寺院。都内最古の寺院であり、年間3000万人が訪れる東京観光の拠点。巨大な提灯の「雷門」がシンボル。
清水寺
きよみずでら
清水寺は、京都市東山区にある寺院。「清水の舞台」で知られる本堂は国宝。京都で最も観光客が多い寺院の一つ。
銀閣寺
ぎんかくじ
銀閣寺(正式名称:慈照寺)は、京都市左京区にある臨済宗相国寺派の寺院。8代将軍・足利義政が隠居所として建てた。金閣寺に対し、落ち着いた「わびさび」の文化を象微する。
金閣寺
きんかくじ
金閣寺(正式名称:鹿苑寺)は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺院。室町幕府3代将軍・足利義満が建てた別荘を寺にしたもの。舎利殿(金閣)が金色に輝くことで世界的に有名。
東大寺
とうだいじ
東大寺は、奈良県奈良市にある寺院。奈良時代に聖武天皇が国力を挙げて建立した「全国の国分寺の総本山」。世界最大級の木造建築である大仏殿と、奈良の大仏(盧舎那仏)で有名。
法隆寺
ほうりゅうじ
法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町にある寺院。聖徳太子ゆかりの寺であり、西院伽藍は世界最古の木造建築群として知られる。日本で初めて世界遺産に登録された。
上賀茂神社
かみがもじんじゃ
上賀茂神社(正式名称:賀茂別雷神社)は、京都市北区にある神社。下鴨神社とともに賀茂氏の氏神を祀る。世界遺産。
下鴨神社
しもがもじんじゃ
下鴨神社(正式名称:賀茂御祖神社)は、京都市左京区にある神社。上賀茂神社とともに「賀茂社」と称され、京都最古の神社の一つ。世界遺産。
石上神宮
いそのかみじんぐう
石上神宮は、奈良県天理市にある神社。日本最古の神社の一つで、古代豪族・物部氏の総氏神。国宝の「七支刀(しちしとう)」を所蔵する。
大神神社
おおみわじんじゃ
大神神社は、奈良県桜井市にある神社。日本最古の神社の一つ。ご神体は三輪山そのものであり、本殿を持たない原初の神道の形を今に伝える。
宗像大社
むなかたたいしゃ
宗像大社は、福岡県宗像市にある神社。沖ノ島の「沖津宮」、大島の「中津宮」、九州本土の「辺津宮」の三社の総称。2017年に世界文化遺産に登録。
寒川神社
さむかわじんじゃ
寒川神社は、神奈川県高座郡寒川町にある神社。相模国の一宮。全国で唯一の「八方除(はっぽうよけ)」の守護神として知られる。
住吉大社
すみよしたいしゃ
住吉大社は、大阪府大阪市住吉区にある神社。全国に約2300社ある住吉神社の総本社。摂津国の一宮。航海安全、和歌、農耕の神として知られる。
鹿島神宮
かしまじんぐう
鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市にある神社。常陸国の一宮。武道の神様である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)を祀る、関東最古の神社。
香取神宮
かとりじんぐう
香取神宮は、千葉県香取市にある神社。下総国の一宮。鹿島神宮と対をなす武神・経津主大神(フツヌシノオオカミ)を祀る。
太宰府天満宮
だざいふてんまんぐう
太宰府天満宮は、福岡県太宰府市にある神社。菅原道真公の墓所の上に社殿が造営された、天神信仰の聖地。北野天満宮とともに天満宮の総本社とされる。
北野天満宮
きたのてんまんぐう
北野天満宮は、京都市上京区にある神社。通称「北野の天神さん」。菅原道真公を祀る全国の天満宮・天神社の総本社。
八坂神社
やさかじんじゃ
八坂神社は、京都市東山区にある神社。通称「祇園さん」。全国にある八坂神社や素戔嗚(スサノオ)神社の総本社。日本三大祭の一つ「祇園祭」で知られる。
鶴岡八幡宮
つるがおかはちまんぐう
鶴岡八幡宮は、神奈川県鎌倉市にある神社。鎌倉幕府を開いた源頼朝ゆかりの神社であり、鎌倉の街の中心的存在。
氷川神社
ひかわじんじゃ
氷川神社(大宮氷川神社)は、埼玉県さいたま市大宮区にある神社。東京都・埼玉県を中心に約280社ある氷川神社の総本社。武蔵国(東京・埼玉・神奈川の一部)の一宮。
諏訪大社
すわたいしゃ
諏訪大社は、長野県の諏訪湖周辺にある4つの神社(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮)の総称。全国の諏訪神社の総本社。日本最古の神社の一つ。
熊野本宮大社
くまのほんぐうたいしゃ
熊野本宮大社は、和歌山県田辺市にある神社。熊野速玉大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する。全国の熊野神社の総本宮。
春日大社
かすがたいしゃ
春日大社は、奈良県奈良市の奈良公園内にある神社。全国の春日神社の総本社。藤原氏の氏神として栄え、古都奈良の文化財として世界遺産に登録されている。
宇佐神宮
うさじんぐう
宇佐神宮は、大分県宇佐市にある神社。全国に約4万社ある八幡宮(八幡さま)の総本社。伊勢神宮に次ぐ皇室の第二の宗廟(祖先を祀る場所)とされる。
伏見稲荷大社
ふしみいなりたいしゃ
伏見稲荷大社は、京都市伏見区にある神社。全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本宮。朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」で有名。
明治神宮
めいじじんぐう
明治神宮は、東京都渋谷区にある神社。第122代天皇である明治天皇と昭憲皇太后を祀る。初詣の参拝者数が日本一多いことで知られる。
出雲大社
いずもおおやしろ
出雲大社(正式な読みは「いずもおおやしろ」)は、島根県出雲市にある神社。縁結びの神様として知られる大国主大神を祀る。
豊受大神宮
とようけだいじんぐう
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社。通称「外宮(げくう)」。天照大御神の食事を司る豊受大御神を祀る。
皇大神宮
こうたいじんぐう
皇大神宮(こうたいじんぐう)は、三重県伊勢市にある神社。通称「内宮(ないくう)」。日本国民の総氏神とされる天照大御神を祀る、日本で最も格式の高い神社。
ドッグフーディング
どっぐふーでぃんぐ
ドッグフーディングとは、従業員が自社の製品やサービスを日常的に自分たちで使い(食べ)、ユーザー視点でバグや改善点を見つけること。
オープンソースソフトウェア
おーぷんそーすそふとうぇあ
OSS(オープンソースソフトウェア)とは、プログラムの設計図(ソースコード)が一般に公開され、誰でも自由に利用・修正・再配布できるソフトウェア。
メイカームーブメント
めいかーむーぶめんと
メイカームーブメントとは、3Dプリンタなどのデジタル工作機械の普及により、個人が自由にモノづくり(メイキング)を行い、発明品を発表したり共有したりする世界的な潮流。
デジタルアート
でじたるあーと
デジタルアートとは、コンピュータやタブレット、ソフトウェアなどのデジタル技術を使って制作された芸術作品の総称。
インターネット・ミーム
いんたーねっと・みーむ
インターネット・ミームとは、ネット上で模倣・改変されながら爆発的に広がっていく、ネタ画像、動画、スラングなどの総称。
ツァイトガイスト
つぁいとがいすと
ツァイトガイスト(時代精神)とは、ある時代に特有の、その時代を支配している精神的な傾向や社会的風潮のこと。
ソフトパワー
そふとぱわー
ソフトパワーとは、軍事力や経済力(ハードパワー)による強制ではなく、その国の文化や価値観の「魅力」によって、他国からの信頼や共感を得て影響力を行使する力。
オタク文化
おたくぶんか
オタク文化とは、アニメ、マンガ、ゲーム、アイドルなどの特定の分野に深く熱中し、強いこだわりを持つ人々(オタク)によって形成される文化。
能
のう
能とは、室町時代に観阿弥・世阿弥によって大成された、日本最古の仮面劇。極限まで削ぎ落とされた動きと謡(うたい)で、人間の情念や幽玄の世界を表現する。
俳句
はいく
俳句とは、五・七・五のたった17音で、季節の情景や心情を表現する、世界一短い定型詩。必ず季語を入れるルールがある。
わびさび
わびさび
わびさび(詫び寂び)とは、不完全なもの、質素なもの、古びていくものの中に奥深い美しさや豊かさを感じる、日本独自の美意識。
禅
ぜん
禅(Zen)とは、仏教の一派である禅宗の教え、またはその修行(座禅)のことである。言葉や文字に頼らず、座禅を通して自らの心を見つめ、悟りを開くことを目指す。
神道
しんとう
神道(Shinto)とは、日本固有の民族宗教である。教祖や聖典はなく、自然や祖先などあらゆるものに神(八百万の神)が宿ると考えるアニミズム的な信仰。
相撲
すもう
相撲(Sumo)とは、土俵の上で力士同士が組み合い、相手を倒すか土俵の外に出すかで勝敗を競う日本の国技である。元々は農作物の豊作を占う神事(神様への奉納試合)として始まった。
芸者
げいしゃ
芸者(Geisha)とは、宴席において舞踊、三味線、お囃子などの芸を披露し、客をもてなす職業の女性のことである。京都では「芸妓(げいこ)」、見習いは「舞妓(まいこ)」と呼ばれる。
華道
かどう
華道(Ikebana)とは、四季折々の草花を花器に生け、その美しさや命の尊さを表現する芸術である。西洋のフラワーアレンジメントが「足し算(空間を埋める)」なのに対し、華道は「引き算(空間を生かす)」の美学を持つ。
茶道
さどう
茶道(Tea Ceremony)とは、一定の作法(お手前)に従って客人に抹茶を振る舞う儀式、およびその精神性のことである。「一期一会」の心得を重視する。
和歌
わか
和歌(Waka)とは、日本固有の形式を持つ詩歌の総称である。狭義には五・七・五・七・七の31音で詠む「短歌」を指す。平安貴族にとって必須の教養であり、恋愛におけるメッセージツールでもあった。
歌舞伎
かぶき
歌舞伎(Kabuki)とは、江戸時代に大成した日本の代表的な演劇である。「傾く(かぶく:派手な格好や奇抜な行動をする)」という言葉が語源。男性だけで演じられ、独特の化粧(隈取)や大げさな見得(みえ)が特徴。
浮世絵
うきよえ
浮世絵(Ukiyoe)とは、江戸時代に成立した絵画のジャンルである。「浮世(憂き世)」、つまり現代風の風俗を描いた絵という意味。多色刷りの木版画(錦絵)技術により、安価で大量に流通した。
死海文書
しかいもんじょ
死海文書(Dead Sea Scrolls)とは、1947年に死海周辺の洞窟で発見された、紀元前2世紀〜紀元後1世紀頃の古文書群のこと。現存する最古の旧約聖書の写本が含まれている。
Dyatlov Pass Incident
Dyatlov Pass Incident
Dyatlov Pass Incident(ディアトロフ峠事件)とは、1959年にソ連の雪山で、登山グループ9名が不可解な死を遂げた事件。
Platonic Ideal
Platonic Ideal
Theory of Forms/Ideas(イデア論)とは、プラトンが唱えた、「現実世界に見えているものは仮の姿(影)にすぎず、真実の姿(イデア)は別の次元にある」という考え。
Socratic Method
Socratic Method
Socratic Method(ソクラテスメソッド/問答法)とは、教え込むのではなく、質問を投げかけ続けることで、相手に矛盾を気づかせ、自ら真理に到達させる教育手法。
Yin and Yang
Yin and Yang
Yin and Yang(陰陽)とは、万物は「陰」と「陽」という相反する二つの気から成り立っており、それらがバランスを取りながら変化・循環しているとする古代中国の思想。
Zen
Zen
Zen(禅)とは、仏教の一派で、座禅などの修行を通じて、言葉では説明できない真理を体得し、悟りを開くことを目指す教え。
Sun Tzu Art of War
Sun Tzu Art of War
The Art of War(孫子の兵法)とは、中国春秋時代の軍事思想家・孫武が書いた兵法書。ビル・ゲイツや孫正義など、現代のビジネスリーダーにも愛読されている。
Protestant Reformation
Protestant Reformation
Reformation(宗教改革)とは、16世紀にルターがカトリック教会の腐敗(免罪符の販売など)を批判し、聖書中心主義を唱えて新しい教派(プロテスタント)を作った運動。
Orientalism
Orientalism
Orientalism(オリエンタリズム)とは、西洋が東洋(オリエント)に対して抱く、「神秘的」「野蛮」「官能的」といった、偏見に満ちた西洋中心的な見方や支配構造のこと知の巨人エドワード・サイードが提唱した概念。
Nationalism
Nationalism
Nationalism(ナショナリズム)とは、国家や民族の統一、独立、発展を推し進めようとする思想. 愛国主義。
Dialectic
Dialectic
Dialectic(弁証法)とは、対立する意見(テーゼとアンチテーゼ)を戦わせることで、より高い次元の結論(ジンテーゼ/止揚)を導き出す思考プロセス。
Nihilism
Nihilism
Nihilism(ニヒリズム/虚無主義)とは、この世には絶対的な真理や価値、目的などは存在しないとする立場。ニーチェが深く考察した。
Dualism
Dualism
Dualism(心身二元論)とは、世界は「精神(心)」と「物質(体)」という、全く性質の異なる二つの実体から成り立っているとする考え方。
Göbekli Tepe
Göbekli Tepe
Göbekli Tepe(ギョベクリ・テペ)とは、トルコで発見された世界最古の神殿遺跡(約1万2000年前)。農耕が始まる前から、狩猟採集民が巨大な宗教施設を作っていたことを示し、歴史の定説を覆した。
Voynich Manuscript
Voynich Manuscript
Voynich Manuscript(ヴォイニッチ手稿)とは、1912年に発見された、未解読の文字と奇妙な挿絵(存在しない植物など)で書かれた古文書。
四色定理
よんしょくもんだい
四色定理(Four Color Theorem)とは、「平面上のどんな地図でも、隣り合う領域が異なる色になるように塗り分けるには、4色あれば十分である」という数学の定理。
Rosetta Stone
Rosetta Stone
Rosetta Stone(ロゼッタ・ストーン)とは、ナポレオンのエジプト遠征隊が発見した石碑。同じ内容がヒエログリフ、民衆文字、ギリシャ文字の3種類で書かれており、ヒエログリフ解読の鍵となった。
Magna Carta
Magna Carta
Magna Carta(マグナ・カルタ/大憲章)とは、1215年にイギリスの貴族たちがジョン王に認めさせた、王権を制限する文書。「王と言えども法の下にある」という法の支配の原点。
Technological Singularity
Technological Singularity
Technological Singularity(技術的特異点)とは、AI(人工知能)が人類の知能を超え、自らより賢いAIを作り出すようになる転換点のこと。
Methodological Individualism
Methodological Individualism
Methodological Individualism(方法論的個人主義)とは、社会現象や集団の行動を、それを構成する個人の行動や動機の集積として説明しようとする考え方。
Empiricism
Empiricism
Empiricism(経験主義)とは、知識の源泉は「経験」にあるとし、生まれつき持っている知識(生得観念)を否定する哲学的な立場。
おもてなし
おもてなし
おもてなしとは、見返りを求めず、相手のことを深く思いやり、期待を超える気遣いや振る舞いをすること。日本独自のホスピタリティ精神。
デウス・エクス・マキナ
でうすえくすまきな
「機械仕掛けの神」。物語の終盤で、絶対的な力を持つ存在(神など)が突然現れ、混乱した状況を強引に解決してしまうご都合主義的な演出。
炬燵
こたつ
熱源のある低いテーブルに布団を掛けたもの。一度入ると出られなくなる魔力がある。
障子
しょうじ
光を柔らかく通し、断熱効果もある。外の気配を感じながらプライバシーを守る。
襖
ふすま
木枠に紙や布を貼ったもの。部屋の大きさを自由に変えることができる。
畳
たたみ
独特の香りと弾力性があり、吸湿性にも優れている。
お盆
おぼん
夏に行われる。迎え火や送り火、盆踊りなどが行われる。
正月
しょうがつ
年神様を迎える重要な節目。おせち料理を食べ、初詣に行く。
ひな祭り
ひなまつり
雛人形を飾り、菱餅や散らし寿司などを食べる。桃の節句。
節分
せつぶん
豆を撒いて鬼(災厄)を追い払い、福を招き入れる。「鬼は外、福は内」の掛け声で行う。
七夕
たなばた
織姫と彦星が年に一度だけ天の川で会えるという伝説に基づく。短冊に願い事を書いて笹に飾る。
ねぶた祭り
ねぶたまつり
巨大な灯籠(ねぶた)を山車に乗せて練り歩く。東北三大祭りの一つ。
祇園祭
ぎおんまつり
疫病退散を願って始まった。豪華絢爛な山鉾巡行が有名。
温泉
おんせん
火山国日本には多くの温泉地があり、療養や保養(湯治)に利用されてきた。
浴衣
ゆかた
元々は入浴後に着る部屋着だったが、現在は夏祭りや花火大会への外出着として定着している。
着物
きもの
直線裁ちで作られ、帯を締めて着る。季節やTPOに応じた決まりごと(格)がある。
わさび
わさび
鼻に抜ける特有の辛味が特徴。抗菌作用があり、寿司や刺身に添えられる。
メトロポリタン美術館
めとろぽりたんびじゅつかん
通称「Met(メット)」。古今東西のあらゆる時代・地域の美術品を網羅している。
ニューヨーク近代美術館
にゅーよーくきんだいびじゅつかん
モダンアートの殿堂。ゴッホ、ピカソ、ウォーホルなどの名作を所蔵。
スミソニアン博物館
すみそにあんはくぶつかん
「スミソニアン協会」が運営する国立博物館の総称。航空宇宙博物館などが人気。
ルーヴル美術館
るーゔるびじゅつかん
かつての王宮を利用している。『モナ・リザ』や『ミロのヴィーナス』など膨大なコレクションを誇る。
漫才
まんざい
関西地方を中心に発展し、日本の笑いの文化を代表するスタイルとなった。
折り紙
おりがみ
一枚の紙から複雑な立体を作り出す幾何学的な側面もあり、工学分野にも応用されている。
利休
りきゅう
わび茶(草庵の茶)を大成させた茶道の祖。秀吉に仕えたが、後に切腹を命じられた。
宮崎駿
みやざきはやお
スタジオジブリの設立者の一人。『千と千尋の神隠し』でアカデミー賞を受賞した。
手塚治虫
てづかおさむ
『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』『火の鳥』など、ストーリー漫画の基礎を築いた。
ウォルト・ディズニー
うぉるとでぃずにー
ミッキーマウスの生みの親であり、ディズニーランドの創設者。エンターテインメント界の巨匠。
考える人
かんがえるひと
本来は『地獄の門』の一部で、地獄を見下ろして思索する詩人(ダンテ)の像。
ムンクの叫び
むんくのさけび
橋の上で耳を塞いでいる人物が描かれている。人物が叫んでいるのではなく、自然を貫く叫びにおののいている姿とされる。
ひまわり
ひまわり
鮮烈な黄色を多用し、生命力あふれるヒマワリを描いた。アルル滞在時代の代表作。
最後の晩餐
さいごのばんさん
イエス・キリストが処刑前夜に弟子たちと食事をし、「この中に裏切者がいる」と告げた場面を描いている。
モナ・リザ
もなりざ
ルーヴル美術館所蔵。謎めいた微笑み(アルカイックスマイル)で知られる世界で最も有名な絵画。
千夜一夜物語
せんやいちやものがたり
シェヘラザードが王に毎夜物語を聞かせ、命をつなぐ枠物語の形式。「アラジン」「シンドバッド」「アリババ」などが有名。
変身
へんしん
ある朝目覚めると巨大な毒虫になっていた男グレゴール・ザムザと、その家族の様子を不条理に描く。
ドン・キホーテ
どんきほーて
騎士道物語を読みすぎて妄想に陥った郷士が、世直しの旅に出る物語。近代小説の祖とされる。
ハムレット
はむれっと
デンマークの王子ハムレットが、父を殺した叔父に復讐する物語。「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」という台詞が有名。
ロミオとジュリエット
ろみおとじゅりえっと
敵対する家に生まれた若い二人の悲恋を描く。バルコニーのシーンが有名。
ドラゴン
どらごん
西洋では悪の象徴とされることが多いが、東洋では神聖な瑞獣(竜)とされる。
ドラム
どらむ
リズムを刻み、バンドの土台を支える。手足を使って演奏する。
イースター
いーすたー
イエスの復活を祝う日。イースターエッグやイースターバニーがシンボル。
フルート
ふるーと
横に構えて息を吹き込む。高く澄んだ音色が特徴。
シューベルト
しゅーべると
『魔王』や『野ばら』など多くの歌曲を作った。31歳の若さで亡くなった。
ショパン
しょぱん
ロマン派を代表する。作品のほとんどがピアノ曲。『子犬のワルツ』など。
元禄文化
げんろくぶんか
井原西鶴の浮世草子、近松門左衛門の人形浄瑠璃、松尾芭蕉の俳諧などが生まれた。
緑
みどり
安らぎや自然を象徴する。目に優しい色とされる。
グリフォン
ぐりふぉん
黄金を守るとされる。空の王者と陸の王者の合体。
ギター
ぎたー
クラシック、ロック、ジャズなど幅広いジャンルで使われる。アコースティックとエレクトリックがある。
ハロウィン
はろうぃん
古代ケルト人の収穫祭が起源。仮装して「トリック・オア・トリート」と言いながらお菓子をもらう。
ヘラクレス
へらくれす
ゼウスの子。12の難行を成し遂げ、死後に神となった。ローマ名ヘラクレス。
バッハ
ばっは
バロック音楽を集大成した。『G線上のアリア』などが有名。
ジュース
じゅーす
100%のものだけをジュースと呼ぶ(日本では)。
化政文化
かせいぶんか
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』や葛飾北斎の浮世絵など、滑稽や風刺を好む文化。
マラソン
まらそん
古代ギリシャの兵士が勝利を伝えるために走った故事に由来する。
メデューサ
めでゅーさ
見たものを石に変える力を持つ。ペルセウスによって退治された。
牛乳
ぎゅうにゅう
カルシウムを多く含む完全栄養食。給食の定番。
味噌汁
みそしる
豆腐、わかめ、ネギなどの具が入る。ご飯とセットで「一汁一菜」の基本。
ノーベル賞
のーべるしょう
ダイナマイトの発明者アルフレッド・ノーベルの遺言により創設された。
オデッセウス
おでっせうす
トロイアの木馬を発案した。帰国の冒険を描いたのが『オデュッセイア』。
お好み焼き
おこのみやき
大阪風(混ぜ焼き)と広島風(重ね焼き)がある。
オリンピック
おりんぴっく
古代ギリシャのオリンピア祭典競技が起源。平和の祭典とされる。
パスタ
ぱすた
スパゲッティ、マカロニ、ペンネなど形は様々。デュラム小麦を使う。
ペガサス
ぺがさす
メデューサの血から生まれた。英雄ベレロポンを乗せてキマイラ退治をした。
ピアノ
ぴあの
ハンマーで弦を叩いて音を出す。正式名称はピアノフォルテ。広い音域を持つ。
チャイコフスキー
ちゃいこふすきー
三大バレエ音楽(白鳥の湖、くるみ割り人形、眠れる森の美女)が有名。
赤
あか
情熱や危険を象徴する。信号機の止まれの色。
ラグビー
らぐびー
「一人はみんなのために、みんなは一人のために(One for all, All for one)」。
サラダ
さらだ
ビタミン補給に欠かせない。シーザーサラダなど種類は豊富。
塩
しお
生命維持に不可欠。昔は給料(サラリー)として支払われた。
サンドイッチ
さんどいっち
サンドイッチ伯爵がカードゲームをしながら食べられるように考案したとされる。
そば
そば
日本の伝統食。年越しそばとして大晦日に食べる習慣がある。
サッカー
さっかー
世界で最も競技人口が多い。11人で行う。
スープ
すーぷ
コンソメ、ポタージュなどがある。体を温める効果がある。
スフィンクス
すふぃんくす
「朝は四本足、昼は二本足、夕方は三本足で歩くものは何か?」という謎かけで有名。
春
はる
3月から5月頃。入学式や桜の季節。生命が芽吹く時期。
ステーキ
すてーき
焼き加減(レア、ミディアム、ウェルダン)で味が変わる。ご馳走の代名詞。
砂糖
さとう
脳のエネルギー源になる。摂りすぎは虫歯の原因。
夏
なつ
6月から8月頃。気温が高く、海やプールが賑わう。
たこ焼き
たこやき
大阪名物。爪楊枝で刺して食べる。
茶
ちゃ
緑茶、紅茶、ウーロン茶は全て同じ植物から作られる(発酵度が違う)。
テニス
てにす
イギリス発祥。ウィンブルドン大会が有名。
トランペット
とらんぺっと
華やかで力強い音が出る。ジャズやファンファーレで活躍する。
うどん
うどん
香川県の讃岐うどんが有名。温かいだしで食べたり、冷やして食べたりする。
バレンタインデー
ばれんたいんでー
日本では女性から男性へチョコレートを贈る習慣があるが、海外では男女間で花などを贈る。
バイオリン
ばいおりん
4本の弦を弓で擦って音を出す。オーケストラの中心的な存在。
バレーボール
ばれーぼーる
ボールを落とさずに繋ぐのが特徴。6人で行う。
白
しろ
すべての光を反射する色。純潔や無垢を象徴する。
冬
ふゆ
12月から2月頃。雪が降り、年末年始の行事がある。
黄色
きいろ
注意を促す色として使われる。明るく元気なイメージ。
ヨーグルト
よーぐると
腸内環境を整える効果がある。ブルガリアヨーグルトが有名。
東大寺
とうだいじ
東大寺は、奈良市にある華厳宗の大本山。聖武天皇が国力を挙げて建立した。「奈良の大仏様(盧舎那仏)」で有名。大仏殿は世界最大級の木造建築。
法隆寺
ほうりゅうじ
法隆寺は、奈良県斑鳩町にある寺院。聖徳太子が建立したとされる。世界最古の木造建築群として知られ、日本初の世界遺産に登録された。
銀閣寺
ぎんかくじ
銀閣寺(慈照寺)は、京都にある禅寺。8代将軍足利義政が建てた。金閣とは対照的に、わび・さびを感じさせる質素で落ち着いた佇まい(東山文化)が特徴。
金閣寺
きんかくじ
金閣寺(鹿苑寺)は、京都にある禅寺。室町幕府3代将軍足利義満が建てた別荘を寺にしたもの。舎利殿(金閣)が金箔で覆われていることで有名。
守破離
しゅはり
守破離とは、武道や芸道の修行における段階を示した言葉。「守」は師の教えを忠実に守る、「破」は教えを破り応用する、「離」は教えから離れて独自の境地を開くこと。
間
ま
間(ま)とは、日本文化における独特の時間的・空間的な「余白」のこと。音のない静寂や、描かれていない空間に意味や美を感じ取る感性。
侘び寂び
わびさび
侘び寂びとは、日本の美意識の一つ。「侘び」は質素で静かなものに美を見出す心、「寂び」は時間の経過による古びた趣や儚さに美を感じる心。茶道や俳諧の精神的支柱。
トリレンマ
とりれんま
トリレンマとは、3つの選択肢のうち、どれか2つを選ぶと残りの1つを諦めなければならない状況のこと。「あちらを立てればこちらが立たず」の3つ版。
赤の他人
あかのたにん
赤の他人とは、血縁関係もゆかりも全くない、完全な他人のこと。「赤」は「全くの」「明らかな」という意味(赤っ恥、赤裸々などと同じ)。
食品サンプル
しょくひんさんぷる
食品サンプルとは、飲食店の店頭に飾られる、料理を本物そっくりに再現した模型。蝋や樹脂で作られる。日本独自の販促ツールであり、その精巧さは芸術的評価も高く、外国人観光客の土産としても人気がある。
銭湯
せんとう
銭湯とは、料金を支払って入浴する日本の公衆浴場。高い天井、富士山のペンキ絵、番台などが特徴。家庭風呂の普及で減少したが、地域コミュニティの場やレトロな文化として再評価されている。
特撮
とくさつ
特撮(特殊撮影)とは、ミニチュア、着ぐるみ、CGなどの特殊技術を用いて撮影された映像作品、またはそのジャンル(仮面ライダー、ウルトラマン、ゴジラなど)のこと。日本のお家芸とされる。
空手
からて
空手(空手道)とは、琉球王国(沖縄)で発祥した徒手空拳の武道。突き、蹴り、受けなどの技を使う。「型」と「組手」がある。東京オリンピックで正式種目に採用された。
剣道
けんどう
剣道とは、日本刀による剣術を競技化した武道。防具を着用し、竹刀を用いて面、小手、胴、突きを打突し合う。「気・剣・体の一致」が求められる。
柔道
じゅうどう
柔道とは、嘉納治五郎が古流柔術を元に創始した日本の武道。「精力善用」「自他共栄」を理念とし、心身の鍛錬を目的とする。オリンピック種目として世界中に普及している。
和歌
わか
和歌とは、日本固有の形式の詩歌の総称。特に五・七・五・七・七の31音で詠む「短歌」を指すことが多い。『万葉集』や『古今和歌集』など、千年以上の歴史を持つ。貴族の教養や恋愛の手段として重視された。
川柳
せんりゅう
川柳とは、五・七・五の17音で詠む定型詩だが、俳句と違って季語や切れ字の約束事がなく、口語(話し言葉)で自由な内容を詠むもの。人間模様や社会風刺、ユーモア(おかしみ)をテーマにすることが多い。
華道
かどう
華道(生け花)とは、草花や樹木を器に飾り、その美しさや生命力を表現する日本の伝統芸術。空間のバランスや季節感を重視する。池坊、草月流、小原流などの流派がある。
茶道
さどう
茶道(茶の湯)とは、単に抹茶を点てて飲むだけでなく、おもてなしの精神、道具の美、空間(茶室)の演出などを統合した日本の伝統文化。千利休によって「和敬清寂」の精神として大成された。
人間国宝
にんげんこくほう
人間国宝(重要無形文化財保持者)とは、演劇、音楽、工芸技術などの無形文化財において、高度な技術(わざ)を体得している個人として認定された人の通称。その技術の保存と伝承が期待される。
世界遺産
せかいいさん
世界遺産とは、人類共通の財産として後世に残すべき、顕著な普遍的価値を持つ遺跡や自然のこと。ユネスコの世界遺産条約に基づいて登録される。「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3種類がある。
狂言
きょうげん
狂言とは、能と同じく「能楽」に含まれる日本の伝統芸能。能がシリアスな悲劇中心であるのに対し、狂言は日常的な出来事を題材にしたコミカルな喜劇(セリフ劇)である。能の合間に演じられることが多い。
五味五色
ごみごしょく
五味五色とは、和食や中華料理における基本概念。五味(甘・酸・辛・苦・鹹)と五色(青・赤・黄・白・黒)をバランスよく取り入れることで、見た目も美しく、栄養的にも優れた食事になるとされる。
懐石料理
かいせきりょうり
懐石料理とは、茶道において、お茶を美味しく飲むために出される軽い食事のこと。現在では、豪華な会席料理(宴会料理)と混同されがちだが、本来は「一汁三菜」を基本とする質素で趣のある料理。
精進料理
しょうじんりょうり
精進料理とは、仏教の戒律(殺生禁止)に基づき、肉や魚を使わず、野菜、豆類、穀物などの植物性食品のみで作られる料理のこと。禅宗と共に発展し、和食の原点の一つとなった。
分子ガストロノミー
ぶんしがすとろのみー
分子ガストロノミー(分子美食学)とは、調理の過程を科学的(物理的・化学的)に解析し、新しい食感や味を作り出そうとする料理法のこと。泡やゲル化などを駆使した前衛的な料理が多い。
ジビエ
じびえ
ジビエとは、狩猟によって捕獲された野生鳥獣の肉のこと。シカ、イノシシ、ウサギ、カモなどがある。独特の風味があり、フランス料理では高級食材として扱われる。日本では害獣対策の副産物としても注目されている。
ミシュランガイド
みしゅらんがいど
ミシュランガイドとは、フランスのタイヤメーカー・ミシュランが出版しているレストランやホテルの格付けガイドブック。星の数(三つ星など)で評価するシステムは世界的に権威がある。元々はドライブを促進するためのガイドだった。
ソムリエ
そむりえ
ソムリエとは、レストランなどで客の要望や料理に合わせてワインを選定・提供する専門給仕人のこと。広義には、野菜ソムリエや温泉ソムリエなど、特定分野の専門知識を持つ人を指すこともある。
メイラード反応
めいらーどはんのう
メイラード反応とは、加熱によって糖とアミノ酸が反応し、褐色物質(メラノイジン)と香ばしい風味を生成する化学反応のこと。パンの焼き色、焼いた肉の香ばしさ、コーヒーの焙煎などは、この反応によるもの。
ガンビット
がんびっと
ガンビットとは、チェスの序盤戦において、ポーン(歩兵)などの駒を犠牲にすることで、局面の優位を得ようとする戦術のこと。転じて、交渉や議論における「捨て駒」や「切り出し」の策を指す。
詰将棋
つめしょうぎ
詰将棋とは、将棋のルールを用いたパズル。王手の連続で、相手の玉を詰ませる(逃げ場をなくす)手順を考えるもの。終盤力のトレーニングとして重要。
eスポーツ
いーすぽーつ
eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)とは、ビデオゲームを競技(スポーツ)として捉え、対戦を行うこと。プロゲーマーによる高額賞金の大会や、オリンピック種目への採用検討など、世界的に市場が拡大している。
葉隠
はがくれ
『葉隠』とは、江戸時代中期に佐賀藩士・山本常朝が語った言葉をまとめた書物。「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という一節で知られ、武士の心得や死生観を説いている。
雌雄を決する
しゆうをけっする
雌雄を決するとは、戦って勝負(勝ち負け)をはっきりと決めること。「雌雄」は本来オスとメスのことだが、転じて優劣や勝敗の意味で使われる。
怒髪天を衝く
どはつてんをつく
怒髪天を衝く(突く)とは、激しく怒り、髪の毛が逆立って帽子(天=冠)を突き上げるほどの形相になること。これ以上ないほどの激しい怒りの形容。
遠交近攻
えんこうきんこう
遠交近攻とは、遠くの国と親しく付き合い、近くの国を攻め取るという外交政策や戦略のこと。中国の戦国時代に、范雎(ハンショ)が秦の昭襄王に説いた策として有名。
得手勝手
えてかって
得手勝手とは、他人の迷惑を考えず、自分の都合の良いようにばかり振る舞うこと。身勝手。
不眠不休
ふみんふきゅう
不眠不休とは、眠りもせず、休みもとらずに物事に没頭すること。昼夜を問わず働き続けたり、看病したりする様子に使われる。
焚書坑儒
ふんしょこうじゅ
焚書坑儒とは、秦の始皇帝が行った思想弾圧のこと。実用書以外の書物を焼き捨て(焚書)、批判的な儒学者を穴埋めにして殺した(坑儒)。
風樹の嘆
ふうじゅのたん
風樹の嘆とは、親孝行をしたいと思った時にはすでに親は亡くなっていて、孝行できないという嘆き。
合従連衡
がっしょうれんこう
合従連衡(合従連行)とは、利害に応じて団結したり離れたりする外交上の駆け引きのこと。転じて、企業同士の提携や合併の動きを指す。
月下氷人
げっかひょうじん
月下氷人とは、男女の縁を取り持つ人。仲人(なこうど)のこと。
玉石混淆
ぎょくせきこんこう
玉石混淆(玉石混交)とは、優れたもの(玉)と劣ったもの(石)が入り混じっていること。
牛飲馬食
ぎゅういんばしょく
牛飲馬食とは、牛が水を飲み、馬が草を食べるように、多量の飲食物をむさぼるように摂取すること。大食いや深酒の形容。
牛耳を執る
ぎゅうじをとる
牛耳を執る(牛耳る)とは、組織や団体を支配し、思うままに動かすこと。主導権を握ること。
白髪三千丈
はくはつさんぜんじょう
白髪三千丈とは、心痛や悲しみが深く、積もり積もって白髪が極めて長くなった様子。転じて、大袈裟な表現のたとえ。
覇王別姫
はおうべっき
覇王別姫とは、楚の覇王・項羽が、愛する虞美人(ぐびじん)と涙ながらに別れた故事。悲劇的な別れの場面の代名詞。
波瀾万丈
はらんばんじょう
波瀾万丈とは、劇的で変化に富んでいること。物事の展開が激しく、平穏ではない様子。
和気あいあい
わきあいあい
和気あいあい(和気藹々)とは、心と心が通じ合い、和やかで楽しそうな気分のこと。
破天荒
はてんこう
破天荒とは、今まで誰も成し得なかったことを初めて行うこと。前人未踏の偉業。
必要は発明の母
ひつようははつめいのはは
「必要は発明の母」とは、何かがなくて困ったり、不便を感じたりすることが、新しい発明や工夫を生み出すきっかけになるという教え。
無知の知
むちのち
無知の知とは、古代ギリシアの哲学者ソクラテスの言葉。「自分は何も知らないということを知っている」という自覚こそが、真の知に至る第一歩であるという思想。
一望千里
いちぼうせんり
一望千里とは、一目で千里の遠くまで見渡せること。広々として見晴らしが良い景色の形容。
一病息災
いちびょうそくさい
一病息災とは、一つの持病があるくらいのほうが、健康に気を配って養生するため、かえって長生きできるということ。
一日千秋
いちじつせんしゅう
一日千秋とは、一日が千年(千回の秋)のように長く感じられること。待ち遠しくてたまらない気持ちのたとえ。
一利一害
いちりいちがい
一利一害とは、利益もある反面、害(不利益)もあること。良い面もあれば悪い面もあるということ。
意気揚々
いきようよう
意気揚々とは、誇らしげで威勢がよく、調子に乗っている様子のこと。何かを成し遂げて満足し、得意満面な様子。
隠忍自重
いんにんじちょう
隠忍自重とは、じっと我慢して軽々しい行動を慎むこと。苦しみや怒りを表面に出さず、耐え忍んで時機を待つこと。
一歩手前
いっぽてまえ
一歩手前とは、目標や到達点まであと少しのところ。もう少しでそうなるという段階。
一進一退
いっしんいったい
一進一退とは、進んだり退いたりすること。良くなったり悪くなったりして、なかなか決着がつかない、あるいは状態が安定しないこと。
一触即発
いっしょくそくはつ
一触即発とは、ちょっと触れただけで爆発しそうなほど、極めて緊迫した状態のこと。
自給自足
じきゅうじそく
自給自足とは、自分が必要とする物を、自分で生産して賄うこと。外部に依存せず、自力で生活を成り立たせること。
盛者必衰
じょうしゃひっすい
盛者必衰とは、勢いの盛んな者も、いつかは必ず衰えるということ。世の中の無常を表す言葉。
壁に耳あり障子に目あり
かべにみみありしょうじにめあり
壁に耳あり障子に目ありとは、隠し事はとかく漏れやすいものだから、どこで誰が見聞きしているかわからないので、言葉や行いは慎むべきだという教え。
瓜田の履
かでんのくつ
瓜田の履とは、人に疑われるような紛らわしい行動は避けるべきだという教え。「瓜田に履を納れず」の略。
蛙の子は蛙
かえるのこはかえる
蛙の子は蛙とは、子供の性質や能力は親に似るものであり、凡人の子はやはり凡人であるということ。また、子は親の歩んだ道を歩むものだということ。
換骨奪胎
かんこつだったい
換骨奪胎とは、先人の詩文や作品の発想・形式を取り入れながら、自分の創意を加えて、独自の新しい作品を作ること。
邯鄲の枕
かんたんのまくら
邯鄲の枕とは、人の世の栄枯盛衰は儚いものであることのたとえ。
勧善懲悪
かんぜんちょうあく
勧善懲悪とは、善い行いを勧め奨励し、悪い行いを懲らしめ戒めること。また、そのような主題を持った物語や劇のこと。
和氏の璧
かしのへき
和氏の璧とは、天下の名玉のたとえ。また、優れた才能を持ちながらも認められないことの嘆き。
勝って兜の緒を締めよ
かってかぶとのおをしめよ
勝って兜の緒を締めよとは、戦いに勝っても気を緩めず、さらに心を引き締めよという戒め。成功した時こそ油断してはならないという教え。
可愛い子には旅をさせよ
かわいいこにはたびをさせよ
可愛い子には旅をさせよとは、子どもが可愛いならば、甘やかして手元に置くのではなく、あえて辛い旅に出させて世間の厳しさを経験させるべきだという教え。
金科玉条
きんかぎょくじょう
金科玉条とは、最も大切に守るべき法律や規則のこと。転じて、絶対的な信条。
旗幟鮮明
きしせんめい
旗幟鮮明とは、自分の立場や主義主張がはっきりしていること。
喜色満面
きしょくまんめん
喜色満面とは、嬉しそうな表情が顔全体に溢れている様子。喜びを隠しきれない顔つき。
胡蝶の夢
こちょうのゆめ
胡蝶の夢とは、夢と現実の区別がつかないことや、人生の儚さのたとえ。荘子が蝶になった夢を見て、目覚めたときに「蝶になった夢を見ていたのか、今の私が蝶の夢なのか」と疑った故事から。
刻舟求剣
こくしゅうきゅうけん
刻舟求剣とは、昔のやり方を頑なに守って、時代の変化に対応できない愚かさのたとえ。
孤立無援
こりつむえん
孤立無援とは、仲間がいなくて一人ぼっちになり、誰からの助けも期待できないこと。完全に孤立してしまい、救いの手がない絶望的な状況。
膠漆の交わり
こうしつのまじわり
膠漆の交わりとは、きわめて親密で、離れがたい友情や関係のたとえ。
膠柱鼓瑟
こうちゅうこしつ
膠柱鼓瑟とは、融通がきかず、頑固で変化に対応できないことのたとえ。
荒唐無稽
こうとうむけい
荒唐無稽とは、話が大袈裟でとりとめがなく、根拠がないこと。現実離れしている様子。
窮鼠猫を噛む
きゅうそねこをかむ
窮鼠猫を噛むとは、弱い者でも追い詰められて逃げ場がなくなれば、強い者に必死の反撃をして打ち負かすことがあるというたとえ。
蒔かぬ種は生えぬ
まかぬたねははえぬ
蒔かぬ種は生えぬとは、原因がなければ結果は生じないということ。何もしなければ、良い結果も利益も得られないという教え。
三つ子の魂百まで
みつごのたましいひゃくまで
三つ子の魂百までとは、幼い頃(3歳頃まで)に形成された性格や性質は、年老いても(百歳になっても)変わらないということ。
金字塔
きんじとう
金字塔とは、後世に長く残るような優れた業績のこと。ピラミッドの漢字表記。
門前雀羅
もんぜんじゃくら
門前雀羅とは、訪れる人がなく、門の前で雀(すずめ)を捕まえる網(羅)が張れるほど閑散としている様子。
無我夢中
むがむちゅう
無我夢中とは、ある物事に熱中して、我を忘れること。理性を失うほど何かに心を奪われている状態。
無くて七癖
なくてななくせ
無くて七癖とは、癖がないように見える人でも、探せば7つくらいは何かしらの癖を持っているものだということ。
帯に短し襷に長し
おびにみじかしたすきにながし
帯に短し襷(たすき)に長しとは、物が中途半端で、何の役にも立たないことのたとえ。
鬼に金棒
おににかなぼう
鬼に金棒とは、もともと強い鬼が、さらに武器である金棒を持てば無敵になるということ。強いものが何かを得て、さらに強くなることのたとえ。
雷陳の交わり
らいちんのまじわり
雷陳の交わりとは、非常に固い友情のたとえ。
洛陽の紙価を高める
らくようのしかをたかめる
洛陽の紙価を高めるとは、著書が広く世に読まれ、評判になること。ベストセラーになること。
李代桃僵
りだいとうきょう
李代桃僵とは、桃の木につく虫が李(すもも)の木に移って、李が桃の身代わりになって枯れること。転じて、他人の災難を自分が被ったり、組織全体のために一部を犠牲にしたりすること。
離合集散
りごうしゅうさん
離合集散とは、人々が離れたり集まったりすること。また、そのような関係が定まらないこと。
梁上の君子
りょうじょうのくんし
梁上の君子(梁の上の君子)とは、天井裏や梁(はり)の上に忍び込んでいる人、つまり「泥棒」や「ネズミ」を指す婉曲的な表現。
遼東の豕
りょうとうのいのこ
遼東の豕(いのこ=豚)とは、世間ではありふれているものを、自分だけが素晴らしいものだと思い込んで大事にすること。独りよがりの知識や見識のたとえ。
粒々辛苦
りゅうりゅうしんく
粒々辛苦とは、穀物の一粒一粒に農民の苦労がこもっているように、こつこつと地道な努力を積み重ねて苦労すること。
サーガ
さーが
サーガとは、中世アイスランドで成立した散文による伝承文学のこと。転じて、一族の歴史や国家の盛衰を描いた壮大な大河小説や、ファンタジーのシリーズ作品を指す。
再三再四
さいさんさいし
再三再四とは、何度も何度も繰り返すこと。「再三」よりもさらに度重なることを強調した表現。
三人成虎
さんにんせいこ
三人成虎とは、事実無根のことでも、多くの人が言えば真実として信じられてしまうというたとえ。
三人寄れば文殊の知恵
さんにんよればもんじゅのちえ
三人寄れば文殊の知恵とは、凡人でも三人集まって相談すれば、文殊菩薩(知恵の神様)のような素晴らしい知恵が出るものだということ。
山紫水明
さんしすいめい
山紫水明とは、日の光の中で山が紫にかすみ、川の水が透き通って清らかなこと。自然の景色が清浄で美しい様の形容。
鹿を指して馬と為す
しかをさしてうまとなす
鹿を指して馬と為すとは、権力を笠に着て、間違ったことを無理やり押し通すこと。また、目上の人の顔色を伺って、自分の意見を言わずに追従すること。
心頭滅却
しんとうめっきゃく
心頭滅却とは、心の雑念を取り払い、無の境地になること。どんな苦痛も、気の持ちようで感じなくなるということ。
白河夜船
しらかわよふね
白河夜船とは、ぐっすり眠り込んでいて、何が起きたか全く気づかないこと。または、見たこともないことを、さも見てきたかのように嘘をつくこと。
親しき仲にも礼儀あり
したしきなかにもれいぎあり
親しき仲にも礼儀ありとは、どんなに親密な間柄であっても、守るべき礼儀や節度があるということ。不遠慮になりすぎると不和の原因になるという戒め。
急いては事を仕損じる
せいてはことをしそんじる
急いては事を仕損じるとは、何事も焦ってやると失敗しやすいという戒め。急ぐ時ほど、落ち着いて慎重に行動すべきだという教え。
宋襄の仁
そうじょうのじん
宋襄の仁とは、敵に対する無益な情けや、つまらない体面にとらわれて、かえってひどい目に遭うことのたとえ。
糟糠の妻
そうこうのつま
糟糠の妻とは、貧しい時代から苦労を共にして支え合ってきた妻のこと。
先んずれば人を制す
さきんずればひとをせいす
先んずれば人を制すとは、何事も人より先に行動を起こせば、優位に立って相手を圧倒できるということ。
他人のふり見て我がふり直せ
たにんのふりみてわがふりなおせ
他人のふり見て我がふり直せとは、他人の行動の良し悪しを見て、自分の振る舞いを反省し、改めるべきだという教え。
他山の石
たざんのいし
他山の石とは、他人の誤った言行や失敗も、自分の修養(成長)の役に立つというたとえ。つまらない石でも、宝石を磨く砥石として利用できるという意味。
適者生存
てきしゃせいぞん
適者生存とは、環境に最も適した者が生き残り、そうでない者は滅びるということ。
天災地変
てんさいちへん
天災地変とは、台風、地震、洪水など、自然界に起こる災害の総称。人間の力ではどうしようもない大きな災い。
桃李言わざれども下自ら蹊を成す
とうりいわざれどもしたおのずからこみちをなす
桃李言わざれども下自ら蹊を成すとは、桃や李(すもも)は何も言わないが、美しい花や美味しい実があるため人が集まり、自然と下に道ができる。徳のある人の周りには、自然と人が慕って集まってくることのたとえ。
桃李成蹊
とうりせいけい
桃李成蹊とは、「桃李言わざれども下自ら蹊を成す」を略した四字熟語。徳のある人物には自然と人が集まること。
東西南北
とうざいなんぼく
東西南北とは、東・西・南・北の四方すべての方角のこと。転じて、あらゆる方向や場所、いたるところ。
海千山千
うみせんやません
海千山千とは、世の中の経験を十分に積み、裏も表も知り尽くしていて、したたかでずる賢いこと。またはそのような人物。
瓜二つ
うりふたつ
瓜二つとは、顔かたちなどが非常によく似ていることのたとえ。
和衷協同
わちゅうきょうどう
和衷協同とは、心を同じくして共に力を合わせ、物事を行うこと。一致団結して協力すること。
渡る世間は鬼ばかり
わたるせけんはおにばかり
渡る世間は鬼ばかりとは、世の中は無慈悲で冷たい人間ばかりで、信用できる人がいないということ。
病は気から
やまいはきから
病は気からとは、病気は気の持ちようによって、重くもなれば軽くもなるということ。また、精神的なストレスや思い込みが病気の原因になること。中国医学の「気」の考え方に由来し、精神と肉体は密接に関連していることを説く。ポジティブな思考が健康につながるという意味でも使われる。
月とスッポン
つきとすっぽん
月とスッポンとは、二つのものが丸くて似ているが、その実質や価値が全く比較にならないほど違うことのたとえ。月は夜空に輝く美しく高貴なものだが、スッポンは泥の中にいる。比較対象があまりにも違いすぎて、比べ物にならない場合に使われる。「雲泥の差」と同じ意味。
旅の恥はかき捨て
たびのはじはかきすて
旅の恥はかき捨てとは、旅先には知人もおらず、恥をかいてもその場限りなので、普段はしないような羽目を外した行動をしても平気だということ。旅の開放感を表すと同時に、旅先でのマナー違反を戒める意味でも使われる。
三段論法
さんだんろんぽう
三段論法とは、アリストテレスが体系化した論理的推論の基本形式。「大前提(すべての人間は死ぬ)」と「小前提(ソクラテスは人間である)」から「結論(ゆえにソクラテスは死ぬ)」を導き出す。「A=B」「B=C」ならば「A=C」であるという推論。論理的な思考や説明の基礎となる。
詭弁
きべん
詭弁(きべん)とは、道理に合わないことを、もっともらしくこじつけて正当化する議論。または、相手を騙したり言いくるめたりするための誤った論法。論理のすり替え、言葉のあや、前提の歪曲などを用いる。「白馬は馬にあらず」などの古代中国の公孫竜の議論や、古代ギリシャのソフィストの議論が有名。
齟齬
そご
齟齬(そご)とは、物事が食い違って、うまく噛み合わないこと。意見や認識のズレ。「齟」は上下の歯が噛み合わないこと、「齬」は歯並びが食い違うことを意味する。「認識に齟齬が生じる」「話に齟齬がある」のように使われる。
恣意的
しいてき
恣意的(しいてき)とは、その時の気分や思いつきで、自分勝手に振る舞うさま。論理的な必然性がなく、偶然や気まぐれに左右されること。「恣意的運用」と言えば、ルールを無視して都合よく解釈・適用することを指す。法律や規則においては、恣意性を排除し、客観的で公平な基準に基づくことが求められる。
背に腹は代えられぬ
せにはらはかえられぬ
背に腹は代えられぬとは、目前の重大な危機や痛みを避けるためには、他の何かを犠牲にしても仕方がないということ。大切な背中を守るために、腹を切るわけにはいかない(あるいはその逆で、腹=内臓を守るためには背を犠牲にする)という意味。切羽詰まった状況での苦渋の決断を表す。
満足化原理
まんぞくかげんり
満足化原理とは、意思決定において、考えうるすべての選択肢を検討して「最高」のものを選ぶのではなく、あらかじめ設定した必要最低限の基準を満たす「満足できる」選択肢が見つかった時点で探索を打ち切る行動様式のこと。限定合理性に基づく人間の現実的な行動モデルとされる。
レゾンデートル
れぞんでーとる
レゾンデートル(存在理由)とは、その物事がそこに存在する理由、あるいは生きている意味や価値のこと。「なぜ私は生きているのか」「なぜこの会社は必要なのか」という根本的な問いに対する答え。自分が必要とされているという実感や確信を指すこともある。
先延ばし
さきのばし
先延ばしとは、やるべきことを後回しにしてしまう心理的傾向や行動のこと。不快な課題や困難なタスクを避けて、一時的な安楽を得ようとするが、結果的にストレスや焦りを増大させる原因となる。完璧主義や失敗への恐怖、モチベーションの欠如などが要因として挙げられる。対策としてはタスクを細分化する、ポモドーロ・テクニックを使うなどが有効とされる。
ポリシー
ぽりしー
ポリシーとは、政策、方針、規定のこと。ビジネスでは、企業や個人の行動指針や信念(こだわり)を指すことが多い(「それは私のポリシーに反する」など)。IT分野では、「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」や「セキュリティポリシー」のように、具体的なルールや運用規定をまとめた文書を指す。
形而下
けいじか
形而下(けいじか)とは、形のあるもの。感性や経験で捉えることができる物質的な世界。「形而上(けいじじょう)」の対義語。具体的な事物や現象を指す。「形而下の学」と言えば、物理学や化学などの自然科学を指すことが多い。
ノブレス・オブリージュ
のぶれすおぶりーじゅ
ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)とは、富や権力、社会的地位を持つ者は、それに見合った社会的責任や義務(弱者への施し、社会貢献、有事の際の自己犠牲など)を負うべきだという道徳観。欧米の貴族社会で生まれた概念だが、現代では企業経営者やリーダー層に求められる倫理観として使われる。
水の低きに就くが如し
みずのひくきにつくがごとし
水の低きに就くが如しとは、水が自然と低い方へ流れるように、物事が自然の成り行きや道理に従って進むことのたとえ。また、人が安易な方や悪い方へ流されやすいことのたとえとしても使われる。『孟子』では、人の本性が善であることは、水が低い方へ流れるのと同じく自然なことだと説いている。
マイノリティ
まいのりてぃ
マイノリティ(少数派)とは、ある集団の中で数が少ないグループのこと。対義語はマジョリティ(多数派)。単に数が少ないだけでなく、社会的・政治的な権力が弱く、差別や不利益を受けやすい立場(社会的少数者)を指すことが多い。民族、宗教、性的指向(LGBTQ)、障害の有無など、様々な文脈で使われる。
メタファー
めたふぁー
メタファー(隠喩)とは、比喩の一種で、「〜のようだ」という形式を使わずに、物事を別の何かに例える表現のこと。「人生は旅だ(人生=旅)」「彼はチームの柱だ」などが該当する。一方、「氷のように冷たい」と明示する比喩は「シミリ(直喩)」と呼ぶ。複雑な概念を直感的に伝えるために使われる。
ミーム
みーむ
ミームとは、人から人へと模倣によって伝達・複製されていく文化情報の単位。リチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』で提唱した概念。遺伝子(Gene)になぞらえた造語。現代では特に、ネット上で爆発的に拡散・改変され流行する画像、動画、フレーズなどを「インターネット・ミーム」と呼ぶ。
名論卓説
めいろんたくせつ
名論卓説(めいろんたくせつ)とは、道理にかなった非常に優れた意見や、他より抜きん出た素晴らしい説のこと。「名論」は名高い優れた議論、「卓説」は卓越した説を意味する。混迷した状況を打破するような、誰もが納得せざるを得ない立派な見解や主張を称賛して使う言葉。
マンダラチャート
まんだらちゃーと
マンダラチャート(マンダラート)とは、3×3の9マスの中心にテーマや目標を書き、周囲の8マスに関連する要素や解決策を書き出していく思考ツール。さらに周囲のマスを新たな中心として展開することで、思考を深堀りし、具体的な行動計画に落とし込むことができる。大谷翔平選手が目標達成のために活用したことでも有名。
罵詈雑言
ばりぞうごん
罵詈雑言とは、汚い言葉で口汚くののしること。ありったけの悪口。「罵詈」もののしること、「雑言」も悪口やでたらめな言葉を意味する。「罵詈雑言を浴びせる」のように使う。言論の自由があるとはいえ、公の場での罵詈雑言は名誉毁損や侮辱罪に問われる可能性がある。
形骸化
けいがいか
形骸化(けいがいか)とは、外側の形や形式だけが残り、本来の意味や中身が失われてしまうこと。「形骸」とは魂の抜けた体、つまり死体のこと。制度や儀式などが、当初の目的を失い、ただの面倒な手続きや無意味な習慣として続いている状態を指してよく使われる。
冠婚葬祭
かんこんそうさい
冠婚葬祭とは、人が生まれてから亡くなるまでの間に行われる、主要な儀式や行事の総称。「冠」は元服(成人式)、「婚」は結婚式、「葬」は葬儀、「祭」は法事や祖先の祭礼を指す。社会生活を送る上で欠かせないマナーやしきたりが求められる場面。
乖離
かいり
乖離(かいり)とは、密接な関係にあるべきものが、背き離れること。また、その隔たり。データや意見、予想と結果などが大きく食い違っている状態を指す。「理想と現実の乖離」のように使われる。市場価格と理論価格の差などを指す場合もある。
果報は寝て待つ
かほうはねてまつ
果報は寝て待つとは、運(果報)は人の力ではどうにもならないものだから、焦らずに自然に任せて待つのが良いということ。やるべきことをやった後は、あくせくせずに気長に待つべきだという意味で使われることが多い。単に怠けて待つという意味ではなく、人事を尽くした上の静観を説く。
事実無根
じじつむこん
事実無根(じじつむこん)とは、事実に基づいた根拠がまったくなく、いい加減で根も葉もないこと。「根」は物事の根本や根拠を指し、それがないことを意味する。悪意ある噂やデマ、不当な誹謗中傷などに対して、「それは全くの嘘である」と強く否定し反論する際によく使われる言葉。
言わぬが花
いわぬがはな
言わぬが花とは、口に出して言うよりも、黙っていた方が味わいがあり、差し障りもないということ。すべてを語らず、想像の余地を残すことの美しさを説く。また、露骨に指摘するよりも、遠回しにしたり黙っていたりする方が、かえって思いやりがあり、状況が丸く収まるという処世術の意味もある。
一寸先は闇
いっすんさきはやみ
一寸先は闇とは、ほんの少し先の未来でさえ、何が起こるか全く予測できないということ。「一寸」は約3cm。順調に見える人生でも、突如として不幸や災難に見舞われる可能性があることを示唆する。逆に、絶望的な状況から好転することもあるが、一般的には将来の不確実性への警告として使われる。
一心不乱
いっしんふらん
一心不乱とは、一つのことに心を集中させ、他のことに気を取られない様子。「不乱」は心が乱れないこと。周囲の雑音が耳に入らないほど没頭して物事に取り組むさまを表す。「一心不乱に勉強する」「一心不乱に祈る」のように使う。
一喜一憂
いっきいちゆう
一喜一憂(いっきいちゆう)とは、状況が変わるたびに、喜んだり心配したりして落ち着かないこと。些細な出来事に振り回されて、感情が不安定になる様子を指す。「株価の変動に一喜一憂する」のように使われる。目先の変化にとらわれず、どっしりと構えることの大切さを説く文脈で使われることも多い。
人間中心設計
にんげんちゅうしんせっけい
人間中心設計 (HCD) とは、システムの機能や技術要件ではなく、ユーザー(人間)のニーズ、能力、行動特性を中心に据えて製品やサービスを設計するアプローチのこと。調査、分析、設計、評価のプロセスを繰り返し、ユーザーにとって使いやすく、満足度の高い体験を提供することを目指す。ISO規格(ISO 9241-210)にもなっている。
ゲシュタルト崩壊
げしゅたるとほうかい
ゲシュタルト崩壊とは、全体としてのまとまり(ゲシュタルト)が認識できなくなり、個々の構成要素だけがバラバラに見えてしまう現象のこと。例えば、同じ漢字を長時間見つめ続けると、その文字がばらばらの線や点の集まりに見えてきて、なんという文字かわからなくなる状態などを指す。
敷衍
ふえん
敷衍(ふえん)とは、言葉の意味や趣旨を押し広げて詳しく説明すること。また、ある事柄の意味を広げて、他の例にも当てはめること。「敷衍して論じる」「敷衍して考える」のように使われる。「演繹(えんえき)」と混同されやすいが、敷衍は「分かりやすく説明する」「適用範囲を広げる」というニュアンス。
フィックストマインドセット
ふぃっくすとまいんどせっと
フィックストマインドセット(硬直マインドセット)とは、人間の能力や知性は生まれつき決まっており、変えられないと考える思考様式のこと。対義語は「グロースマインドセット(成長マインドセット)」。この考えを持つ人は、失敗を能力の欠如と捉え、挑戦を避けたり、他人の成功に脅威を感じたりしやすい傾向がある。
既成事実
きせいじじつ
既成事実とは、既に起こってしまって、もはや変えることのできない事実。「既成事実化する」とは、正式な合意や手続きを経ずに強行し、後戻りできない状態にしてしまうこと。なし崩し的に認めさせようとする際によく使われる政治的・交渉的手法。
義務
ぎむ
義務とは、法律や道徳によって、人があらかじめ当然しなければならないこと、あるいはしてはならないこと。「権利」の対義語。日本国憲法における国民の三大義務は「教育を受けさせる義務」「勤労の義務」「納税の義務」である。法的義務に違反すると罰則が科される場合がある。
二重過程理論
にじゅうかていりろん
二重過程理論とは、人間の思考や意思決定には「システム1(直感・ファスト思考)」と「システム2(論理・スロー思考)」の2つのプロセスが存在するという理論。システム1は無意識的で素早い判断を行うがバイアスにかかりやすく、システム2は意識的で論理的な判断を行うがエネルギーを要する。ダニエル・カーネマンが一般にも広めた。
決定回避の法則
けっていかいひのほうそく
決定回避の法則とは、選択肢が多すぎると、人は迷ってしまい、結局どれも選べなくなるという心理現象のこと。「ジャムの法則」とも呼ばれる。人間は多くの選択肢を与えられると、選ぶこと自体に精神的な負担を感じ、決定を先送りしたり、現状維持を選んだりする傾向がある。マーケティングにおいては、選択肢を絞ることで購買率を高められるとされる。
ヒューリスティック
ひゅーりすてぃっく
ヒューリスティック(発見的方法)とは、厳密な論理や統計に基づかず、経験則や直感を用いて素早く解に到達する方法のこと。近道思考。日常生活の意思決定において役立つが、常に正しいとは限らず、認知バイアス(思考の偏り)の原因となることもある。AI分野では、探索範囲を絞り込んで近似解を求める手法を指す。
諸子百家
しょしひゃっか
諸子百家(しょしひゃっか)とは、中国の春秋戦国時代に現れた、多くの学者や学派の総称。「諸子」は孔子や老子などの多くの先生たち、「百家」は多くの学派を意味する。混乱した世の中をどのように治めるべきか、政治や道徳について様々な思想が説かれ、中国思想の黄金時代を築いた。
我武者羅
がむしゃら
我武者羅(がむしゃら)とは、一つの目的に向かって、後先を考えずにひたすら突き進むこと。「我」は自分、「武者」は強い人、「羅」は並ぶという意味の当て字で、語源は「我」と「貪(むさ)ぼる」が合わさったとも言われる。周囲が見えなくなるほど熱中する様子や、強引に行動する様子を指す。
マンデラ効果
まんでらこうか
マンデラ効果とは、事実とは異なる記憶を、不特定多数の人が共有している現象のこと。ネルソン・マンデラ氏が1980年代に獄中で死亡したという記憶を持つ人が多数いたこと(実際は2013年に死去)に由来する。パラレルワールドの存在を示唆するオカルト的な文脈で語られることもあるが、心理学的には記憶の変容や社会的影響による虚偽記憶の一種とされる。
白銀比
はくぎんひ
白銀比(大和比)とは、日本人が特に美しいと感じるとされる比率のこと。近似値は1:1.414(ルート2)。法隆寺の五重塔や仏像の顔、アニメのキャラクター(ドラえもん、アンパンマン)、A判・B判用紙のサイズなどに使われている。「かわいらしさ」や「親しみやすさ」を感じさせる比率として、日本のデザインによく用いられる。
形而上学
けいじじょうがく
形而上学(けいじじょうがく)とは、形あるもの(物理的現象)を超えた、世界の根本原理や実在のあり方(神、魂、時間、空間など)を探究する哲学の一分野。感覚や経験では捉えられない抽象的な問題を扱う。「形而上」とは「形がないもの」、「形而下」は「形あるもの(物質的世界)」を指す。アリストテレスの著作の配置に由来する。
蓋然性
がいぜんせい
蓋然性(がいぜんせい)とは、ある事柄が実際に起こるかどうかの確実性の度合い。確率。「蓋(けだ)し(思うに、たぶん)」。「蓋然性が高い」と言えば、そうなる可能性が非常に高いことを意味する。厳密な数学的確率(Probability)だけでなく、論理的な確からしさを指す場合にも使われる。対義語は、必ずそうなる「必然性」。
斟酌
しんしゃく
斟酌(しんしゃく)とは、相手の事情や心情をくみ取って、手加減したり便宜を図ったりすること。元々は、酒などを相手に合わせてつぐこと。「事情を斟酌して処分を軽減する」のように使われる。「忖度(そんたく)」と似ているが、斟酌には「くみ取った上で、行動に反映させる(手心を加える)」というニュアンスが強い。
権利
けんり
権利とは、ある利益を主張したり、他人に対して一定の行為を求めたりすることができる、法的な資格や力の及ぶ範囲のこと。対になる概念は「義務」。近代民主主義社会においては、「基本的人権」として、自由権、平等権、社会権などが保障されている。権利を主張するには、それに伴う義務や責任を果たす必要があるとされる場合が多い。
マジョリティ
まじょりてぃ
マジョリティ(多数派)とは、ある集団の中で数が多く、主流を占めるグループのこと。物事を決定する力(意思決定権や同調圧力)を持ちやすいため、無意識のうちに自分たちの基準を「普通」「当たり前」と考え、マイノリティを排除してしまうリスクがある。イノベーター理論では、市場の過半数を占める「アーリーマジョリティ」と「レイトマジョリティ」が普及の鍵を握る。
ストックホルム症候群
すとっくほるむしょうこうぐん
ストックホルム症候群とは、誘拐や監禁などの犯罪被害者が、生存を脅かす犯人と長時間過ごすうちに、犯人に過度の同情や好意を抱き、逆に警察や救出者に敵意を向けるようになる心理現象のこと。極限状態での生存本能(犯人に気に入られれば殺されない)無意識の防衛機制と解釈される。1973年にストックホルムで起きた銀行強盗人質事件に由来する。
レトリック
れとりっく
レトリック(修辞技法)とは、言葉を巧みに用いて聞き手を説得したり、深い印象を与えたりするための表現技術のこと。比喩(メタファー)、倒置法、反復法、誇張法など様々な技法がある。古代ギリシャの弁論術に端を発するが、現代では「美辞麗句」や「口先だけの誤魔化し」というネガティブな意味で使われることもある(「それは単なるレトリックだ」など)。
パラダイム
ぱらだいむ
パラダイムとは、ある時代や分野において支配的となっている、物の見方や考え方の枠組み(規範)のこと。科学史家トーマス・クーンが提唱。天動説から地動説への転換のように、当然とされていた前提が根底から覆ることを「パラダイムシフト」と呼ぶ。ビジネスにおいては、業界の常識や成功法則といった意味で使われることが多い。
モチベーション
もちべーしょん
モチベーション(動機づけ)とは、人が何かしらの目標に向かって行動を起こし、それを維持しようとする心理的なエネルギーのこと。「やる気」や「意欲」と言い換えられる。金銭や地位などの報酬による「外発的動機づけ」と、興味や関心、達成感などの自分の内面から湧き出る「内発的動機づけ」に分類される。創造的な仕事には内発的動機づけが重要とされる。
ピュロスの勝利
ぴゅろすのしょうり
ピュロスの勝利とは、多大な犠牲を払って得た、採算の合わない勝利、実質的には敗北に等しい勝利のこと。古代ギリシャのピュロス王がローマ軍に勝利した際、自軍も壊滅的な損害を受け、「あと一度ローマ軍に勝てば、我々は全滅するだろう」と嘆いたという故事に由来する。ビジネスや訴訟などで、勝ったもののコストがかかりすぎて利益がない場合に使われる。
コロンブスの卵
ころんぶすのたまご
コロンブスの卵とは、一見誰にでもできそうな簡単なことでも、最初にそれを行う(発想する)ことは非常に難しいという教訓。新大陸発見を祝う宴席で、「誰でも西に行けば大陸にぶつかる」と皮肉を言われたコロンブスが、卵を立てて見せるよう求め、誰もできなかった後、卵の底を潰して立てて見せたという逸話に由来する。逆転の発想やイノベーションの重要性を説く際によく引用される。
プロクルステスのベッド
ぷろくるすてすのべっど
プロクルステスのベッドとは、ギリシャ神話に登場する強盗プロクルステスの物語に由来する言葉で、基準や規則を無理やり適用し、現実に合わない場合でも強引に型にはめようとすることの比喩。プロクルステスは、旅人をベッドに寝かせ、体がはみ出せば足を切り落とし、足りなければ体を引っ張って伸ばし、ベッドの長さに合わせたという。杓子定規な対応や、本末転倒な規格統一への批判として使われる。
ネガティブバイアス
ねがてぃぶばいあす
ネガティブバイアスとは、ポジティブな情報よりもネガティブな情報(失敗、批判、危険など)の方を強く認識し、記憶に残りやすく、意思決定に大きな影響を与えてしまう心理的傾向のこと。進化の過程で、生存を脅かす危険をいち早く察知するために備わった本能とされる。良いニュースよりも悪いニュースの方が注目を集めたり、たった一つの悪口が頭から離れなかったりするのはこのためである。
エシカル
えしかる
エシカル(Ethical)とは、「倫理的な」「道徳的に正しい」という意味である。法律で決まっているわけではないが、人や地球環境、社会に配慮した行動をとること。「エシカル消費」は、安さだけでなく「環境に優しいか」「途上国で不当労働が行われていないか」などを基準に商品を選ぶこと。
燃料電池
ねんりょうでんち
燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて電気を作る装置のこと。「電池(貯めるもの)」という名前だが、実際は「発電機」である。排出されるのは水だけで、CO2を出さないため、究極のクリーンエネルギーとされる。
銀河
ぎんが
銀河とは、数千億個の恒星(太陽のような星)、ガス、塵などが重力で集まった巨大な星の集団のこと。私たちが住んでいるのは「天の川銀河(銀河系)」。宇宙にはこのような銀河が1000億個以上あると言われている。
花粉症
かふんしょう
花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が鼻や目などの粘膜に付着することで起こるアレルギー反応のことである。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが主な症状。日本人の数割が罹患しており、国民病とも呼ばれる。
ヒートショック
ひーとしょっく
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が乱高下し、心臓や脳に大きな負担がかかる現象のことである。冬場に暖かい部屋から寒い脱衣所に移動し、さらに熱いお風呂に入った時などに起こりやすく、失神、心筋梗塞、脳卒中を引き起こす。年間死者数は交通事故より多い。
ホルモン
ほるもん
ホルモンとは、体内の特定の器官(内分泌腺)で作られ、血液に乗って全身に運ばれ、特定の細胞に働きかけて体の調子を整える化学物質のこと。「微量で劇的な効果」を持つ。成長、代謝、生殖、精神状態など、生命活動の維持に不可欠。
インバウンド
いんばうんど
インバウンドとは、本来「外から中へ入ってくる」という意味だが、観光業界では「訪日外国人旅行(者)」を指す。彼らが日本国内で宿泊、食事、買い物などで使うお金(インバウンド消費)は、輸出産業に匹敵する巨大な経済効果をもたらすため、観光立国の柱となっている。
アイロニー
あいろにー
アイロニー(皮肉)とは、本当の気持ちとは逆の言葉を使って、遠回しに批判したり揶揄したりする表現のこと。「素晴らしい(=ひどい)天気ですね」「さすが天才(=バカ)だね」など。また、意図した結果とは逆の残酷な結末になることを「運命の皮肉」と言う。
生活習慣病
せいかつしゅうかんびょう
生活習慣病とは、食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒などの日頃の生活習慣が発症や進行に深く関わっている病気の総称である。糖尿病、高血圧、脂質異常症、がん、心臓病、脳卒中などが含まれる。かつては「成人病」と呼ばれていたが、子供でもなるため名称が変わった。
曼荼羅
まんだら
曼荼羅(マンダラ)とは、密教において、悟りの世界や仏の教えを、多数の仏像やシンボルを図形的に配置して描いた絵画のこと。宇宙の真理そのものを視覚化したものとされる。中心から四方に広がる幾何学的な模様が特徴。
メタボリックシンドローム
めたぼりっくしんどろーむ
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪型肥満(お腹が出ている)に加え、高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上を併せ持った状態のことである。単なる肥満ではなく、動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中になるリスクが非常に高い状態。
代謝
たいしゃ
代謝(新陳代謝)とは、体内で物質が変化し、入れ替わることの総称である。食事から栄養を取り込んでエネルギーに変える「エネルギー代謝」と、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わる「細胞の入れ替わり」などがある。代謝が良いと太りにくく、肌も綺麗になる。
パラドックス
ぱらどっくす
パラドックス(逆説)とは、一見すると正しそうな前提から推論しているのに、納得しがたい矛盾した結論になってしまうこと。あるいは、一般常識とは逆の真理を突いていること。「急がば回れ」も一種のパラドックス。
ポリティカル・コレクトネス
ぽりてぃかるこれくとねす
ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)とは、人種、性別、宗教、身体的特徴などに基づく差別や偏見を含まない、中立的で公正な表現・用語を使おうとする社会的な動きや考え方のことである。「政治的妥当性」と訳される。「看護婦→看護師」「保母→保育士」などの言い換えや、映画の配役における人種の多様性確保などが該当する。
相対性理論
そうたいせいりろん
相対性理論とは、アインシュタインが発表した物理学の理論。「光の速さは常に一定」という前提から、「速く動くものは時間が遅く進む」「質量(重さ)はエネルギーそのものである(E=mc²)」などの常識覆す法則を導き出した。GPSの補正などにも使われている。
RGB
あーるじーびー
RGBとは、光の三原色である「Red(赤)」「Green(緑)」「Blue(青)」を組み合わせて色を表現する方式のこと。テレビやスマホの画面、モニターなどの「発光する媒体」で使われる。3つの色が重なると白になる(加法混色)。
サンセリフ
さんせりふ
サンセリフとは、アルファベットの書体(フォント)のうち、文字の端に飾りのハネ(セリフ)がないシンプルな書体の総称である。日本語の「ゴシック体」に相当する。視認性が高く、遠くからでも読みやすいため、道路標識やWebサイトの本文でよく使われる。
自己肯定感
じここうていかん
自己肯定感とは、自分のありのままの状態を肯定し、「自分は大切な存在だ」「生きている価値がある」と思える感覚のことである。能力の高さや成功体験の有無に関わらず、無条件に自分を認める感情。日本人の若者は諸外国に比べてこの自己肯定感が低いという調査結果がある。
忖度
そんたく
忖度(そんたく)とは、他人の心中や意図を推し量ることである。本来は悪い意味ではないが、最近は「上司や権力者の意向を勝手に推測して、先回りして(相手が喜ぶように、または怒られないように)便宜を図る」という意味で使われることが多い。
サステナブル
さすてなぶる
サステナブル(Sustainable)とは、「持続可能な」という意味で、環境破壊や資源の枯渇を招くことなく、未来の世代まで今の豊かな生活や地球環境を維持し続けられることである。SDGsの「S」。「サステナブルな社会」「サステナブルファッション」のように使われる。
無闇矢たら
むやみやたら
無闇矢鱈(むやみやたら)とは、後先を考えずに度を越して物事を行うこと。また、そのさま。何の計画性もなく、手当たり次第に行動することを指す。「無闇」は暗闇で分別がつかないこと、「矢鱈」は雅楽の「夜多羅拍子」が複雑でリズムが速いことに由来するとされる当て字。
正真正銘
しょうしんしょうめい
正真正銘(しょうしんしょうめい)とは、嘘や偽りが全くなく、本物であること。「正真」は仏教用語で真実、「正銘」は刀剣などが本物であるという鑑定書(銘)のこと。