マグナ・カルタ(大憲章)
まぐなかるた
English: Magna Carta
意味
マグナ・カルタ(大憲章)とは、1215年にイギリスのジョン王が貴族たちに強要されて認めた文書。王の権限を制限し、法の支配の原理を確立した憲法史上の重要文書。
概要
1215年、イギリスの貴族たちが、勝手気ままな王様(ジョン王)に対して、「王様であっても法には従わなければならない」という約束を認めさせた文書。 「法の支配(Rule of Law)」の原点とされる、世界史上で最も重要な文書の一つ。
背景
当時のジョン王は、戦争に負け続け(失地王)、その戦費を補うために貴族や教会に重い税金をかけ、逆らう者を裁判なしで投獄していた。 ブチ切れた貴族たちがロンドンを占拠し、王に突きつけた要求書がマグナ・カルタである。
内容
- 「教会の自由」
- 「不当な逮捕・監禁の禁止(人身保護)」
- 「議会の承認なしに新しい税金をかけない(課税における代表の同意)」
影響
「王権」を制限し、「法」を上位に置いたことで、後のイギリス議会政治や、アメリカ独立宣言、さらには現代の日本国憲法にまで続く「立憲主義」の基礎となった。