起死回生
きしかいせい
English: Revival; Resuscitation
意味
起死回生(きしかいせい)とは、絶望的な危機的状況から、一気に勢いを盛り返すこと。「死にかかった人を生き返らせる」ような、奇跡的な挽回を指す。スポーツやビジネスで、敗色濃厚な場面から大逆転する際によく使われる四字熟語。
起死回生は、諦めなかった者だけに訪れる奇跡である。
諦めなかった者の特権
将棋や囲碁、スポーツの世界でも、素人は「負けました」と投了する場面でも、プロは「まだ起死回生の一手があるはずだ」と盤面を睨み続ける。
仮死状態からの復活
扁鵲が言ったように、実は完全に死んでいるわけではなく、「仮死状態」なだけかもしれない。 そこに適切な処置(資金調達、組織改革、リブランディング)を施せば、死に体だったプロジェクトが息を吹き返し、市場を席巻する怪物に変わることもある。 ただし、それには名医(優れた経営者)の腕が必要だ。
由来・語源
中国の伝説的な名医・扁鵲(へんじゃく)が、死んだと思われていた太子を治療して生き返らせた時、「私は死人を生き返らせたのではない。生きられる状態だった者を、起き上がれるようにしただけだ」と語った逸話などから。
使い方・例文
「起死回生の一打を放つ」「倒産寸前からの起死回生策」
⚠️ 誤用・注意点
単なる「逆転」よりも深刻な、本当に「もうダメだ(死んでいる)」というレベルからの復活を指す。ビジネスにおいては、民事再生法の適用や、画期的な新製品によるV字回復などがこれに当たる。野球の9回裏2アウト満塁ホームランのようなドラマチックな展開。
類語・関連語
- 形勢逆転
- V字回復