飛んで火に入る夏の虫
とんでひにいるなつのむし
English: Like a moth to a flame
意味
飛んで火に入る夏の虫とは、自分から進んで危険や災難に飛び込んでいくこと、あるいは自ら破滅の原因を作りにいくことのたとえ。夏の夜、虫が明るい火に引き寄せられて焼け死ぬ様子から来ている。予期せず罠にかかるのではなく、無謀にも自ら飛び込む愚かさを強調する言葉。
科学的な背景
虫が光に集まる習性は「走光性」と呼ばれる。実際には、虫は月などの遠くの光を目印にして一定の角度で飛ぶ習性があるが、電灯や火などの近くの光に対して同じように飛ぼうとすると、螺旋を描いて光源に近づいてしまい、結果として突っ込んでしまうのだという説が有力である。
由来・語源
『梁書』到慨伝。「蛾の火に投ずるが如し」。
使い方・例文
相手が待ち構えているとも知らずにのこのこ現れるとは、まさに飛んで火に入る夏の虫だ。
類語・関連語
- 自業自得
- 自殺行為