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君子豹変

くんしひょうへん

English: The wise man adapts

意味

君子豹変(くんしひょうへん)とは、立派な人物(君子)は、自分の過ちに気づけばすぐに改め、態度や考えをがらりと良い方向に変えるということ。現代では誤用され、「主張がころころ変わる節操のない人」という悪い意味で使われることが多いが、本来は褒め言葉。

スタートアップの資質

君子豹変は、スタートアップ経営者に不可欠な資質である。 「昨日はAと言ったけど、データを見たらBが正しかった。だから今日からBで行く!」 これを「朝令暮改」と批判する人もいるが、変化の激しい時代において、間違った方針に固執することこそが最大のリスクである。

鮮やかなピボット

豹が毛並みを変えるように、鮮やかにピボット(方向転換)できる者だけが生き残れる。 「君子豹変す。小人は面(おもて)を革(あらた)む(凡人は表面だけ取り繕う)」と続く。

由来・語源

『易経』。豹(ヒョウ)の毛並みが季節に合わせて生え変わり、鮮やかな紋様が現れるように、君子も自己変革をして、鮮やかに面目を一新するという意味。悪い意味ではない。

使い方・例文

「君子豹変して賛成に回る」「間違いを認めて君子豹変する」

⚠️ 誤用・注意点

現代では「あいつは主張をコロコロ変える(節操がない)」という悪い意味で使われることが多いが、これは誤用。本来は「自分の間違いに気づいたら、体裁を気にせず、すぐに正しい方向に修正できる」という、リーダーの決断力と柔軟性を称える最高の褒め言葉である。逆に、間違いに気づいても意地を張って変えないのが「小人(しょうじん)」である。

類語・関連語

  • 臨機応変
  • 是々非々

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参考文献: 易経

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