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捲土重来

けんどちょうらい

English: Comeback

意味

捲土重来(けんどちょうらい)とは、一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢力を盛り返して巻き返すこと。「捲土」は土煙を巻き上げること。「重来」は再びやってくること。リベンジを果たし、以前にも増して勢いよく復活・再起することの例え。

逆転の特権

捲土重来は、敗者だけに許された「逆転の特権」である。 項羽はプライドが高すぎたため、「合わせる顔がない」と自害してしまった。 しかし、詩人の杜牧は「男なら、恥を忍んで生き延びて、土煙を巻き上げて戻ってこいよ!」とエールを送った。

土煙を上げて戻れ

ビジネスでも失敗はつきものだ。倒産、左遷、プロジェクトの失敗。 しかし、そこで腐らずに力を蓄え、再び土煙を上げて戻ってきた社長や政治家は、順風満帆な人よりも遥かに魅力的で、強くなっていることが多い。 「I’ll come back.」の四字熟語版である。

由来・語源

杜牧の詩『題烏江亭』。「捲土(けんど)」は土煙を巻き上げるほどの勢い、「重来(ちょうらい)」は再びやって来ること。項羽が一度負けただけで諦めて死んでしまったことを惜しみ、「もし生きて再起を図っていれば、勝負はわからなかったのに」と詠んだ詩から。

使い方・例文

「捲土重来を期す」「今回の失敗をバネに捲土重来する」

⚠️ 誤用・注意点

「けんどじゅうらい」と読むのは間違い。また、「初めて現れる」時には使わない。「リベンジ(復讐)」に近いが、もっとスケールの大きい「再起」や「復活」を意味するポジティブな言葉である。

類語・関連語

  • 起死回生
  • 名誉挽回

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参考文献: 題烏江亭

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