一網打尽
いちもうだじん
English: Rounding up; Catching all in one go
意味
一網打尽(いちもうだじん)とは、一度網を打って、そこにいる魚を全部捕まえること。転じて、犯人や敵対勢力などを、一度にまとめて捕らえたり、全滅させたりすること。「悪の組織を一網打尽にする」のように、警察の検挙活動などで使われる四字熟語。
一網打尽(Rounding up)とは、一度網を打って、そこにいる魚を全部捕まえること。 転じて、悪党などを一度に全員検挙すること。
マーケティングの極意
ビジネスにおいては、究極の効率化を意味する。 一匹ずつ釣る(個別営業)のは大変だが、魚が群れている場所さえ分かれば、網(広告やキャンペーン)を一回投げるだけで大量の顧客を獲得できる。
ターゲティングの重要性
そのためには、「魚はどこにいるか(顧客の生態)」を知らなければならない。 SNSの特定のコミュニティか、検索キーワードか、あるいは競合のプラットフォームか。 一網打尽にできるポイントを見極めるのが、戦略家の仕事だ。
由来・語源
『宋史』。宋の時代、范純仁(はんじゅんじん)という役人が、「私は網を一度打って魚を尽くして(一網打尽にして)しまいたいだけだ」と言って、反対派の政治家を一斉検挙しようとした故事による。
使い方・例文
「窃盗団を一網打尽にする」「害虫を一網打尽にする駆除剤」
⚠️ 誤用・注意点
「一人を倒す」時には使わない。必ず「集団(群れ)」をまとめて始末する場合に使う。警察の摘発ニュースなどでよく耳にする言葉だが、ビジネスにおいても「ニッチ市場の顧客を一網打尽にするマーケティング」のように、効率的なシェア獲得の比喩として使われることがある。
類語・関連語
- 根こそぎ
- 総取り