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五里霧中

ごりむちゅう

English: Totally lost / Clueless

意味

五里霧中(ごりむちゅう)とは、深い霧の中で方角がわからなくなるように、物事の手がかりがつかめず、どうしていいか分からずに途方に暮れること。「五里」にわたる深い霧の中にいるという故事から。将来が見通せず、迷っている状態を指す四字熟語。

五里霧中(Totally lost)とは、深い霧の中にいるように、物事の予測がつかず、どうしていいか全くわからないこと。 「一里」は約4kmなので、「五里」は約20km。 東京から横浜までずっと濃霧、というような絶望的な状況だ。

暗中模索との違い

よく似た言葉に「暗中模索」があるが、ニュアンスが違う。

  • 暗中模索:暗い中で「何かを探そうとしている」(能動的)。
  • 五里霧中:霧の中で「立ち尽くしている」(受動的・お手上げ)。 「もう何も見えない、動けない」という完全な手詰まり感をあらわす。

思考停止の霧

ビジネスで「五里霧中です」と言うのは、「現状分析ができていません」という自白に近い。 霧(不明確なこと)は何か? それを晴らすにはどんな風(情報)が必要か? ただ立ち尽くすのではなく、一歩でも足を動かすことだけが、視界を開く唯一の方法だ。

由来・語源

『後漢書』より。五里(約20km)にも広がる深い霧の中に迷い込むことから。

使い方・例文

「突然の仕様変更により、プロジェクトは五里霧中の状態だ」「手掛かりが全くなく、捜査は五里霧中に陥っている」

⚠️ 誤用・注意点

「夢中(むちゅう)」と混同されがちだが、意味は全く違う。「五里夢中」と書くのは誤り。

類語・関連語

  • 暗中模索
  • 混迷

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参考文献: デジタル大辞泉

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