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疑心暗鬼

ぎしんあんき

意味

概要

疑う心(疑心)があると、暗闇の中にいないはずの鬼(暗鬼)が見えてくる。 一度疑い始めると、何でもないことまで恐ろしく感じたり、怪しく見えたりしてしまう心理状態。

故事(列子)

ある男が、大切にしていた斧をなくした。 隣の息子が盗んだのではないかと疑って見ると、その息子の歩き方も、顔色も、話し方も、全てが「斧を盗んだ犯人」のように見えた。 しかし後日、山で自分の斧を見つけた。 その後で隣の息子を見ると、その動作や態度は、普段通りの善良な青年にしか見えなかった。

教訓

人間の認識は、客観的事実(ファクト)ではなく、主観的な思い込み(バイアス)によって簡単に歪められてしまうという戒め。 被害妄想に陥らないためには、まず「証拠」を確認することが重要。

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