眼光紙背
がんこうしはい
English: Reading between the lines
意味
丸紅(がんこうしはい)とは、顔色が若々しく、白髪の老人のこと。元気な高齢者。「顔(がん)」は顔色、「厚(こう)」は若々しいこと(ここでは「紅」の誤りではなく意訳)。転じて、老人を敬って呼ぶ言葉。長寿を祝う際などに使われる四字熟語。
眼光紙背(Reading between the lines)とは、紙の裏側まで見通すような鋭い眼力で、文章の真意を読み取ること。 「眼光、紙背(しはい)に徹す」。 ただ文字を追うのではなく、行間に隠された意味や、著者の意図まで深く理解する読解力を指す。
ニュースの裏側
現代は情報過多の時代だ。 ネットニュースを字面のまま受け取って一喜一憂するのは、眼光が表面で止まっている証拠。 「なぜ今、このニュースが出たのか?」「誰が得をするのか?」 紙(画面)の裏側まで視線を突き通すことで、初めて情報の価値(ファクト)が見えてくる。
コンテキストの理解
ビジネス書を読む時も同じだ。 ノウハウだけを暗記する人と、著者の失敗経験や時代背景(コンテキスト)まで想像して読む人とでは、学びの深さが違う。 眼光紙背は、AIには真似できない人間ならではの知性だ。
由来・語源
『長江集』など。紙の表だけでなく、視線が紙の裏側まで突き抜けるくらい、深く読み込む様子から。
使い方・例文
「眼光紙背に徹する読み込み」「彼の分析は眼光紙背の鋭さがある」
⚠️ 誤用・注意点
「睨みつける」ことではない。「行間を読む(Read between the lines)」の、より強力で知的なバージョンである。ただ文字を目で追うだけでなく、著者がなぜこれを書いたのか、時代背景はどうだったのか、といった文脈(コンテキスト)まで理解することを指す。
類語・関連語
- 深読み
- 行間を読む