縁木求魚
えんぼくくぎょ
English: Looking for fish on a tree
意味
縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ)とは、方法や手段を間違えていては、目的を達成することは不可能であるという例え。木によじ登って魚を探しても見つかるはずがないことから。「畑違いのことをする」「見当違いの努力をする」という意味で使われる四字熟語。
縁木求魚(えんぼくくぎょ)とは、やり方が間違っているため、いくら努力しても目的が達成できないこと。 「木に登って魚を探す」という、あり得ない行動から来ている。
孟子の警告
古代中国の思想家・孟子が、武力で天下統一しようとする王を戒めた言葉だ。 「魚が捕れない(失敗する)だけならまだいい。木から落ちて大怪我をする(後で災いが来る)ぞ」と、間違った努力の危険性を説いた。
マイナスの努力
ビジネスでもよくある。 「若者に売りたい」と言って新聞広告を出したり、「生産性を上げたい」と言って会議を増やしたり。 方向性が間違っている努力は、ゼロではなくマイナス(徒労と損失)を生むだけだ。
由来・語源
『孟子』。孟子が斉の王に対して、「武力で天下を統一しようとするのは、木に登って魚を探すようなものです(不可能なだけでなく、後で災いが来ますよ)」と説いた言葉。
使い方・例文
「そのやり方で顧客を増やすのは縁木求魚だ」「縁木求魚の愚行」
⚠️ 誤用・注意点
「不可能なこと」全般に使うが、特に「手段の選択ミス」を指摘する場合に使われる。例えば「ダイエットしたいのに、運動せずダイエット食品ばかり買い込む」ような状態。努力はしている(木には登っている)が、方向性が決定的に間違っているため、徒労に終わる。
類語・関連語
- 見当違い
- 徒労