善は急げ
ぜんはいそげ
English: Strike while the iron is hot
意味
善は急げとは、良いと思ったことは、ためらわずにすぐに実行すべきだということ。「善は急げ、悪は延べよ」の略。チャンスを逃さないように、すぐに行動に移すことの大切さを説く。逆に「急いては事を仕損じる」という言葉もあり、状況判断が必要。
善は急げは、スピード重視の現代ビジネスにおいて鉄則である。
機会損失のリスク
迷っている間にライバルに先を越されたり、市場環境が変わってしまったりすることは日常茶飯事である。
- Before: 「準備万端になってからやる」
- After: 「とりあえずやってみて、走りながら考える」
IT業界の「リーンスタートアップ(MVP)」の考え方も、「善は急げ」に通じる。 完璧な製品を作ってから出すのではなく、最小限の機能ですぐに出し、フィードバックを得て改善する方が、結果的に成功確率は高まる。
悪は延べよ
元の仏教語「悪は延べよ」も味わい深い。 怒りに任せてメールを返信しそうな時(悪いこと)は、一晩寝てから(延期して)送信ボタンを押すべきだ。 「良いことは即実行、悪いことは一旦保留」。この単純なルールが人生のリスクを減らす。
由来・語源
仏教語の「善は急げ、悪は延べよ」が短縮されたもの。「良いことはすぐにやり、悪いことは先延ばしにせよ(そうすればやらずに済む)」という教え。
使い方・例文
「思い立ったが吉日、善は急げですぐに申し込もう」「善は急げと言うし、今日から早速ダイエットを始めよう」
⚠️ 誤用・注意点
「急いては事を仕損じる(慌てると失敗する)」とは対義語の関係にあるが、機会損失コストを避ける意味合いが強い。
類語・関連語
- 思い立ったが吉日
- 好機逸すべからず