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弱り目に祟り目

よわりめにたたりめ

English: Misfortunes come in pairs; When it rains, it pours

意味

弱り目に祟り目とは、不運や災難にあって困っている時に、さらに別の災難が重なること。「泣きっ面に蜂」と同じ意味。「祟り目」は神仏の祟り(たたり)にあうこと。踏んだり蹴ったりで、どうしようもない状況を嘆く言葉。

負のスパイラル

なぜ、悪いことは重なるのか? これには科学的な理由がある。

一つトラブルが起きると、人は余裕を失う。 判断力が鈍り、焦り、視野が狭くなる。 その心理状態が、普段なら犯さないミスを誘発し、次のトラブルを引き寄せる。 まさに「負のスパイラル」だ。

連鎖を断つ

システム障害も、人間関係の破綻も、 多くはこの「弱り目に祟り目」の連鎖で致命傷に至る。 だからこそ、最初の一撃(弱り目)を受けた時に、どう対処するかが運命を分ける。 無理に取り返そうとせず、一度立ち止まる勇気。 損切りをする決断。 連鎖を断ち切るための「損害コントロール(ダメージコントロール)」こそが、 祟り目(最悪の事態)を防ぐ唯一の防波堤となる。

由来・語源

上方いろはかるたの一つ。「泣き面に蜂」とほぼ同義。

使い方・例文

「風邪を引いた上に財布を落とすなんて、弱り目に祟り目だ」「業績悪化に不祥事が重なり、まさに弱り目に祟り目だ」

⚠️ 誤用・注意点

単に悪いことが起きただけでは使わない。「弱っている時(第一の不運)」に「さらに悪いこと(第二の不運)」が重なるという連続性がポイント。

類語・関連語

  • 泣き面に蜂
  • 踏んだり蹴ったり

参考文献: 故事成語

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