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渡る世間に鬼はない

わたるせけんにおにはない

English: There is kindness to be found everywhere

意味

渡る世間に鬼はなしとは、世の中は冷たい人ばかりけでなく、困った時には親切に助けてくれる情け深い人も必ずいるということ。「捨てる神あれば拾う神あり」と似た意味で、人間不信にならず、人を信じて生きていくべきだという希望を含んだことわざ。

疑心暗鬼の罠

ニュースを見れば、詐欺や強盗ばかりだ。 人は他人を見たら泥棒と思えと教わる。 しかし、本当にそうだろうか?

信じるコストとリターン

あなたが財布を落としたら、誰かが届けてくれるかもしれない。 重い荷物を持っていたら、誰かが手を貸してくれるかもしれない。

恐怖と疑心暗鬼で心を閉ざせば、世界は鬼だらけに見える。 しかし、あなたが心を開けば、世界は意外と優しい顔を見せてくれる。 「渡る世間に鬼はない」。 そう信じて生きる人の方が、結果的に幸せになれる確率は高いはずだ。

由来・語源

「渡る世間(この世の中)」には鬼(意地悪な人)しかいないと思いがちだが、そうではない。

使い方・例文

「困っていたら見知らぬ人が助けてくれた。渡る世間に鬼はないね」「人間不信になりそうだったが、渡る世間に鬼はないと実感した」

⚠️ 誤用・注意点

「渡る世間に鬼は『ばかり』」と間違って覚えている人が多いほど、現実は厳しいかもしれない。しかし、だからこそ人の優しさが身に沁みる。性善説を信じるポジティブな姿勢が、良い出会いを引き寄せる。

類語・関連語

  • 捨てる神あれば拾う神あり

参考文献: 故事成語

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