噂をすれば影がさす
うわさをすればかげがさす
English: Speak of the devil and he will appear
意味
噂をすれば影がさすとは、人の噂話をしていると、ちょうどその当人が現れるものだということ。ここから転じて、不在の人の批判や悪口は慎むべきだという戒めとしても使われる。「ハリー・ポッター」の「名前を言ってはいけないあの人」的な意味ではない。
「あいつ、最近調子に乗ってるよな」。 そう言った瞬間、後ろのドアが開く。 気まずい沈黙。
悪魔の正体
この現象は、世界中で「Speak of the devil(悪魔の話をすると悪魔が来る)」と恐れられている。 なぜこんなことが起きるのか?
言霊の力
心理学的には「カラーバス効果(気にしていると目につく)」かもしれないが、 古人はもっと直感的に、言葉には「人を引き寄せる力(言霊)」があると感じていたのだろう。 悪口は、いつか必ず本人に届く。 そして、そのタイミングは常に最悪だ。 だから、いない人の話をする時は、褒め言葉だけにしておこう。
由来・語源
「影がさす」とは、光が遮られて影ができる(人が近づいてきた)ことを意味する。
使い方・例文
「噂をすれば影がさすで、部長の話をしていたら本人が来た」「まさに噂をすれば影だね」「壁に耳あり障子に目あり、噂をすれば影がさす」
⚠️ 誤用・注意点
ホラー現象ではない。単なる偶然(シンクロニシティ)だが、よくあることだから気をつけろという処世術。「悪口」の時によく使われるが、良い噂の時に現れたら「噂をすればなんとやら」と好意的に使うこともある。
類語・関連語
- 噂をすれば影