雲散霧消
うんさんむしょう
English: Vanish into thin air; Scatter like mist
意味
雲散霧消(うんさんむしょう)とは、雲や霧が消えるように、物事が跡形もなく消えてなくなること。心配事や不満、計画などが、きれいさっぱりなくなる様子を表す。「怒りが雲散霧消する」のように、ネガティブな感情が晴れる際にも使われる四字熟語。
組織のエントロピー
プロジェクトの情熱が雲散霧消する瞬間がある。 それは、リーダーの不誠実な一言だったり、無意味な手続きの連続だったりする。
熱量の維持
一度発生した「霧(不信感)」は、なかなか晴れないが、やる気やアイデアは一瞬で蒸発する。 組織においては、悪い噂ほど残留し、良い文化ほど雲散霧消しやすい。 このエントロピーの法則に抗うには、常に熱量(エネルギー)を注入し続けるしかない。
由来・語源
気象現象の比喩。掴みどころのない霧や雲が、風や太陽によってサッと消える様子。
使い方・例文
「長年の懸念が雲散霧消した」「計画が雲散霧消する」
⚠️ 誤用・注意点
「爆発して消える(粉微塵)」ではなく、「スーッと消える(自然消滅)」イメージ。「うやむやになる」「立ち消えになる」というネガティブな文脈でも使われるし、「ストレス解消」のようなポジティブな文脈でも使われる。
類語・関連語
- 煙散霧消
- 灰燼に帰す