不気味の谷現象
ぶきみのたにげんしょう
意味
不気味の谷現象(Uncanny Valley)とは、ロボットやCGが人間に近づいていくと、ある程度までは親近感が増すが、あまりにも人間に似すぎると、逆に「薄気味悪い」「ゾンビみたい」といった強い嫌悪感を抱くようになる現象。それを超えると再び親近感が増す。
概要
ロボットやCGなどの見た目が、人間に近づけば近づくほど親近感が増していくが、ある一点(かなり人間に似ているが、どこか違う点)を超えると、急激に「気持ち悪い(不気味)」と感じるようになり、親近感がどん底(谷)まで落ち込む現象。 ロボット工学者の森政弘が提唱した。
例
- アニメキャラ: 完全な人間ではないが、可愛いと感じる(谷の手前)。
- 精巧なアンドロイド: ほとんど人間だが、瞬きのタイミングがずれたり、皮膚の質感がビニールっぽかったりすると、「動く死体」や「ゾンビ」のように見えてゾッとする(谷底)。
- 健康な人間: 完全に人間と見分けがつかなくなれば、再び親近感は最高になる(谷を越える)。
最近のCG技術や生成AIは、この「不気味の谷」を越えつつあると言われている。