浮世絵
うきよえ
English: Ukiyo-e
意味
浮世絵は、江戸時代に成立した絵画様式。庶民の生活や風俗、役者、風景などを描いた。多色刷りの木版画(錦絵)の技術により大量生産され、庶民に広まった。ゴッホなど海外の画家にも影響を与えた(ジャポニスム)。
概要
江戸時代に成立した、日本の民衆絵画。 「浮世(うきよ)」とは「現代風」「当世」という意味で、当時の庶民の日常、風俗、流行、風景などを描いたメディアでした。
特徴
- 多色刷り木版画(錦絵): 鈴木春信らによって開発され、大量生産が可能になり、蕎麦一杯分くらいの値段で庶民が手軽に買えるようになりました。
- 大胆な構図と鮮やかな色彩: 遠近法の無視や、ベロ藍(プルシアンブルー)の使用など、独自の発達を遂げました。
影響(ジャポニスム)
19世紀後半、ヨーロッパに輸出された陶器の包み紙として使われていた浮世絵が、ゴッホ、モネ、ドガなどの印象派の画家たちに衝撃を与えました。 西洋絵画の常識を覆し、近代美術に多大な影響を与えました。
代表的な絵師
- 葛飾北斎: 『富嶽三十六景』(神奈川沖浪裏)。
- 歌川広重: 『東海道五十三次』。
- 東洲斎写楽: 役者絵。
- 喜多川歌麿: 美人画。