捕らぬ狸の皮算用
とらぬたぬきのかわざんよう
Count one's chickens before they hatch
類語・同義語: 画餅、机上の空論
捕らぬ狸の皮算用とは、まだ手に入っていない利益をあてにして、あれこれ計画を立てること。狸を捕まえる前から、その皮がいくらで売れるかを計算することから。実現するかどうかも分からない不確定な成果を前提に、使い道などを考える愚かさを戒めることわざ。
最終更新: 2026/1/12
甘い事業計画
捕らぬ狸の皮算用は、甘い事業計画書の別名である。
「市場規模が100億円だから、1%取れれば1億円の売上!」 「広告を出せば、CTRが5%でCVRが1%だから、これだけ儲かる!」 Excelの上では、狸はいつも簡単に捕まるし、皮も最高値で売れる。 しかし現実は、狸は罠にかからないし、毛皮相場は暴落するし、そもそもその森に狸はいないかもしれない。
ケースBの重要性
皮算用をするなとは言わないが、同時に「狸が捕れなかった場合の算用(ケースB)」も用意しておくのが、賢い猟師(経営者)である。
由来・語源
狸(たぬき)を捕まえる前に、「この毛皮が売れたらいくらになるから、あれを買おう」と計算することから。狸の毛皮は昔は高値で売れた。
使用例
「ボーナスで何を買うか話しているが、捕らぬ狸の皮算用だ」「その売上予測は捕らぬ狸の皮算用に過ぎない」
関連用語
- 同義語: 画餅, 机上の空論
- 関連: CTR, CVR, VR