虎の巻
とらのまき
English: Cheat sheet / Secret book
意味
虎の巻(とらのまき)とは、芸事や秘伝の奥義が書かれた書物のこと。兵法の「六韜(りくとう)」の中の「虎巻」に由来する。転じて、教科書のガイドブックや、試験対策の要点がまとめられた参考書(アンチョコ)を指すこともある。
虎の巻(とらのまき)とは、体系化された「勝利の方程式」である。
虎の巻の価値
組織において、個人の頭の中にある経験則(暗黙知)を、誰もが使えるマニュアル(形式知)に落とし込んだものが「虎の巻」である。
- 新人教育: 虎の巻があれば、OJTの時間を短縮できる。
- 属人化の解消: 特定のエースに頼らず、チーム全体の底上げができる。
現代の魔法の書
「虎の巻」を作る能力(ドキュメンテーション能力)は、現代のビジネスにおいて非常に高い価値を持つ。
由来・語源
中国の兵法書『六韜(りくとう)』のうち、「虎韜(ことう)の巻」に兵法の極意が書かれていたことから。
使い方・例文
「プレゼンの虎の巻を作成する」「先輩から営業の虎の巻を受け継いだ」
⚠️ 誤用・注意点
「カンニングペーパー」のようなネガティブな意味だけでなく、ノウハウが凝縮された「マニュアル」や「秘伝書」というポジティブな意味でも使われる。
類語・関連語
- 秘伝書
- マニュアル
- アンチョコ