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虎の威を借る狐

とらのいをかるきつね

An ass in a lion's skin

類語・同義語: 笠に着る、スネ夫

虎の威を借る狐とは、他人の権力を利用して偉そうに振る舞う小物の例え。狐が虎の後ろを歩いて、他の動物たちが虎を恐れて逃げるのを「自分を恐れている」と勘違いさせた(あるいは虎に見せつけた)故事に由来する。有力者の腰巾着などを揶揄する言葉。

最終更新: 2026/1/11

組織の病理

虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)は、組織の中でよく見かける人間関係の構図を表している。

スネ夫的生存戦略

自分自身には何の実力もないのに、「俺は社長と知り合いだぞ」といった具合に、自分より強い者の影響力を利用して他人を支配しようとする人物を指す。 ドラえもんの登場人物「スネ夫」がジャイアンの横で威張っている様子は、このことわざの完璧な実例とされ、わかりやすい例えとしてよく引用される。

由来・語源

『戦国策』より。狐が虎に捕まった時、「私は天帝から百獣の長に任じられた。嘘だと思うなら私の後ろについてこい」と言って虎を歩かせ、他の動物たちが虎を恐れて逃げるのを「自分(狐)を恐れて逃げた」と虎に信じ込ませた話から。

使用例

「親の七光りで威張るとは、まさに虎の威を借る狐だ」「部長の威光を借りて偉そうな態度をとる」

関連用語

  • 同義語: 笠に着る, スネ夫
  • 関連: マウント, 完璧
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