隣の芝生は青い
となりのしばふはあおい
English: The grass is always greener on the other side
意味
隣の芝生は青いとは、他人のものは自分のものよりも良く見えて、羨ましくなるという心理。実際には自分と同じような環境や条件であっても、他人の生活や持ち物は輝いて見え、自分の現状に不満を感じてしまうこと。「隣の花は赤い」とも言う。
羨望の心理
「あの人はいいな」。 私たちは常に誰かを羨む。 お金持ち、イケメン、才色兼備。
しかし、その「青い芝生」の持ち主も、 実は家庭不和に悩んでいるかもしれないし、孤独かもしれない。 外からは、綺麗な部分(芝生の表面)しか見えないからだ。
SNSというフィルター
SNSは、この「青さ」を人工的に増幅させる装置だ。 フィルターのかかった他人の人生と、 ノーメイクの自分の人生を比べてはいけない。 自分の庭の手入れをしよう。 よく見れば、そこにも美しい花が咲いているはずだ。
由来・語源
英語のことわざ(The grass is always greener...)の直訳。垣根の向こうの芝生は、斜めから見るので密度が濃く、青々として見える視覚効果から。
使い方・例文
「転職したい? それは隣の芝生が青く見えているだけかもしれないよ」「隣の芝生は青いと言うが、彼らにも悩みはあるはずだ」「SNSを見て隣の芝生が青いと落ち込む」
⚠️ 誤用・注意点
実際には青くないことが多い。近づいて見れば、禿げていたり、雑草が生えていたりする。他人の幸せ(SNSの投稿など)と、自分の現実を比較しても意味がない。あなたも誰かにとっての「隣の芝生」なのだから。
類語・関連語
- 隣の花は赤い