好きこそものの上手なれ
すきこそもののじょうずなれ
English: What one likes, one will do well
意味
好きこそものの上手なれとは、誰でも好きなことには熱心になり、工夫や努力を惜しまないので、自然と上達が早いということ。嫌々やっても身につかないが、楽しみながらやれば成長するという意味。習い事や仕事において、興味や関心を持つことの重要性を説く。
好きこそものの上手なれは、最強の成長戦略である。
内発的動機づけ
心理学では、報酬(お金や地位)のためにやる「外発的動機づけ」よりも、ただ楽しいからやる「内発的動機づけ」の方が、高いパフォーマンスを長期的に維持できるとされている。 嫌々やっている努力家は、楽しんでやっている天才には勝てない。 好きな人は「努力」を「努力」と感じず、息をするように改善と学習を繰り返すからだ。
キャリアにおける意味
現代のキャリア論でも、「Will(やりたいこと)」を起点にスキルを磨くことが推奨される。 AIに代替されない独自性は、非合理なほどの「偏愛」から生まれることが多いからだ。
由来・語源
「こそ~なれ(係り結び)」の古文表現が残った定型句。
使い方・例文
「彼は鉄道に詳しすぎる。好きこそものの上手なれだ」「英語が得意なのは映画が好きだからだ。好きこそものの上手なれだね」
⚠️ 誤用・注意点
「好きなことだけやればいい」という我儘の肯定ではない。「情熱(没頭)」がスキルアップの最大のエンジンであることを説いている。
類語・関連語
- 下手の横好き(対義語)