過ぎたるは猶及ばざるが如し
すぎたるはなおおよばざるがごとし
English: Too much is as bad as too little
意味
過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)とは、何事もやりすぎ(過剰)なのは、足りない(不足)のと同じくらい良くないということ。中庸(ちゅうよう)の大切さを説く言葉。「猶(なお)」は「あたかも〜と同じだ」という意味。
最適解は常に真ん中にある
エンジニアリングでも経営でも、「過剰品質(オーバーエンジニアリング)」は「品質不足」と同じくらい罪です。 コストがかさみ、納期が遅れ、ユーザーにとって使いにくくなるからです。 「Just Enough(十分な量)」を見極める知恵。 それが中庸であり、プロフェッショナルの仕事です。
推奨リソース
由来・語源
『論語』より。孔子の弟子が「師(し)と商(しょう)ではどちらが賢いですか?」と尋ねた。孔子は「師はやり過ぎる、商はやり足りない」と答えた。弟子が「では師の方が優れているのですね?」と聞くと、孔子は「やり過ぎるのもやり足りないのも同じ(過猶不及)」と答えた。
使い方・例文
「健康のためとはいえ、激しすぎる運動は体に毒だ。過ぎたるは猶及ばざるが如しだ」 「過剰なサービスは逆に客を恐縮させる。過ぎたるは猶及ばざるが如しを忘れるな」
⚠️ 誤用・注意点
「やり過ぎるよりは、やらない方がマシ」という意味ではない。「どちらも同じくらいダメだ(バランスが大事)」という意味。ただし、現代の競争社会では「圧倒的にやり過ぎる(突き抜ける)」ことが推奨される場面もあり、使い分けが必要。
類語・関連語
- 中庸
- 腹八分目