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初心忘るべからず

しょしんわするべからず

English: Don't forget your initial resolution / Keep your beginner's spirit

意味

初心忘るべからず(しょしんわするべからず)とは、物事を始めたばかりのころの、真剣で謙虚な気持ちを忘れてはならないという教え。能楽の大成者である世阿弥が『花鏡』に残した言葉。一般的には「謙虚さを忘れるな」という意味で使われるが、世阿弥の本来の意図は、芸の未熟だった頃の自分を忘れなければ、成長した後でも慢心せず、さらに芸を向上させることができるという、より深い自己研鑽の心得を説いたものである。

世阿弥は「是非の初心」「時々の初心」「老後の初心」の3つを説いた。常にチャレンジャー精神を持ち続けることの重要性を説く。

由来・語源

能の大成者、世阿弥の書『花鏡』にある言葉。「初心」とは単なる「最初の頃の気持ち」だけでなく、「未熟だった頃の惨めさ」や「新しい段階に進むごとの未経験の試練」を指す。

使い方・例文

入社10年目だが、初心忘るべからずで新しいプロジェクトに挑む。

類語・関連語

  • 初心

参考文献: 各社辞書・専門書を独自に参照・要約

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