質実剛健
しつじつごうけん
English: Simplicity and fortitude
意味
質実剛健(しつじつごうけん)とは、飾り気がなく真面目で、心身ともにたくましく強いこと。「質実」は中身が充実していて飾らないこと、「剛健」は心と体が強く健全なこと。伝統的な校訓などでよく使われ、男らしく頼もしい気風や様子を称える四字熟語。
自信の鎧
華美な装飾は、時に自信の無さを隠すための鎧になる。質実剛健とは、裸の自分に自信を持つことだ。 流行に流されず、不必要なものを削ぎ落とし、本質的な機能と価値だけを追求する。 それは現代のデザイン哲学(ミニマリズム)や、無駄を省くリーンなビジネススタイルにも通じる美学だ。
根を張る生き方
言葉巧みなセールストークよりも、壊れない製品を。体裁を取り繕う言い訳よりも、愚直な実行を。 嵐のような変化の時代だからこそ、根を深く張り、幹を太くする「質実剛健」な生き方が、揺るぎない信頼という果実をもたらすのだ。
由来・語源
明治時代の校訓などで好んで使われた言葉。日本的な武士道の精神や、プロテスタントの倫理観とも通じる。
使い方・例文
「質実剛健な校風」「質実剛健なデザインのSUV」「彼は質実剛健を絵に描いたような人物だ」
⚠️ 誤用・注意点
単に「頑固」や「地味」という意味ではない。中身の充実と強さを兼ね備えているというポジティブな意味。見た目が派手でないだけで、貧相なわけではない。
類語・関連語
- 剛毅木訥
- 不撓不屈