色即是空
しきそくぜくう
English: Form is emptiness; Matter is void
意味
色即是空(しきそくぜく)とは、この世にあるすべての物質や現象(色)は、本質的な実体がなく(空)、因縁によって一時的に存在しているに過ぎないという仏教の教え。般若心経の一節。執着を捨て、物事の真理を見極めることの大切さを説く。
バーチャルな現実
色即是空。バーチャルリアリティ(VR)やメタバースの時代になり、この言葉はリアリティを増している。 画面の中の美少女(色)は、データ(空)に過ぎない。
空即是色
しかし、私たちはそこに感情を抱き、価値を見出す(空即是色)。 物質(原子)でできているか、情報(ビット)でできているかに本質的な違いはないのかもしれない。 「そこに在る」と思う心が、世界を作っているのだ。
由来・語源
『般若心経』。対句として「空即是色(くうそくぜしき:実体がないからこそ、あらゆる形を取りうる)」がある。
使い方・例文
「色即是空の境地」「世の中は色即是空だ」
⚠️ 誤用・注意点
「何もないから意味がない」という虚無主義ではない。「実体がない(固定されていない)」からこそ、無限の可能性があるというダイナミックな世界観。量子力学の「物質は波であり粒子である」という概念に近いとも言われる。
類語・関連語
- 空即是色
- 諸法無我