Pedia

釈迦に説法

しゃかにせっぽう

English: Preaching to the choir; Teaching your grandmother to suck eggs

意味

釈迦に説法とは、自分よりもはるかに詳しく、実力のある相手に対して、愚かにも教えを説こうとすることの例え。お釈迦様に仏教の教えを解くようなもの。「猿に木登り」や「河童の川流れ」と似ているが、こちらは「教えようとする行為」の愚かさを戒める言葉。

無知の知

知識のない人ほど、よく喋る。「ダニング=クルーガー効果」と呼ばれる心理現象だ。 完全に理解していない初心者ほど、「自分は全てを知っている」と錯覚し、専門家(釈迦)に向かって講釈を垂れる。

大人の対応

「釈迦に説法」は、恥ずかしいことだ。 しかし、大人の世界では、釈迦(専門家)は黙って微笑んで聞いてくれる。「へえ、すごいですね。勉強になります」と。 そこで「自分はすごいんだ」と天狗になったら、もう終わりだ。 真の知性とは、「自分がいかに知らないかを知っている(無知の知)」ことだ。 相手が誰であれ、謙虚に教えを請う姿勢。それこそが、いつか釈迦の領域に近づくための第一歩なのだ。

由来・語源

仏教の開祖であるお釈迦様(ブッダ)に、仏教の教え(説法)を説くこと。無意味で滑稽な行為。

使い方・例文

「釈迦に説法とは存じますが、私の意見を述べさせていただきます」「プロのあなたに教えるなんて、まさに釈迦に説法ですね」

⚠️ 誤用・注意点

謙遜の枕詞として使われることが多い(「釈迦に説法ですが…」)。本当に相手を馬鹿にしているわけではなく、「あなたの方が詳しいのは知っていますが」という敬意を表すクッション言葉として機能する。

類語・関連語

  • 猿に木登り
  • 河童に水練
  • 孔子に論語

関連する書籍・資料

「釈迦に説法」をAmazonで探す

PR

参考文献: 故事成語

TOP / 検索 Amazonで関連書籍を探す