三寒四温
さんかんしおん
English: Alternating cold and warm weather; Ups and downs
意味
三寒四温(さんかんしおん)とは、冬から春にかけて、寒い日が3日続くと、その後に暖かい日が4日続く、という周期的な気候の変化のこと。これを繰り返しながら、少しずつ暖かくなり、本格的な春が訪れる。季節の変わり目を表す言葉。
成長のダンス
一直線の成長などない。春は、ある日突然やってくるのではなく、寒さと暖かさのダンスの果てに訪れる。 三日寒くて、四日暖かい。そのわずかな「一日分の暖かさ」の貯金が、やがて桜を咲かせる。 人生やビジネスも同じだ。三歩進んで二歩下がる。良くなったと思ったら、また悪くなる。 その繰り返し(三寒四温)に一喜一憂してはいけない。
水面下の春
下がった日(寒い日)にも、水面下では春への準備が進んでいる。 冬の厳しさがなければ、春の芽吹きはない。 「今は三寒の時期だ」と割り切り、必ず来る四温を信じて待つ。 自然のサイクルに身を委ねる余裕が、長く厳しい冬を越える知恵だ。
由来・語源
中国北東部や朝鮮半島の冬の気候現象から。シベリア高気圧の周期的な変化によるもの。
使い方・例文
「三寒四温の候、いかがお過ごしでしょうか」「三寒四温を繰り返して、ようやく春が来た」「景気回復も三寒四温の様相を呈している」
⚠️ 誤用・注意点
「毎日温度が変わる」という意味で夏や秋に使うのは誤り。冬から春への「季節の移ろい」や、物事が「一進一退しながら徐々に良くなっていく」様子を表すのに使われる。
類語・関連語
- 一進一退