老婆心
ろうばしん
English: Excessive solicitude (Grandmotherly concern)
意味
老婆心(ろうばしん)とは、必要以上に世話を焼こうとする、度を越した親切心のこと。「老婆心ながら」と前置きして、目下の人に忠告や助言をする際によく使われる。自分の忠告がお節介かもしれないと謙遜するニュアンスを含む。
耳の痛い忠告こそ価値がある
ビジネスにおいて、わざわざ「老婆心ながら」と忠告してくれる人は貴重です。 なぜなら、忠告は嫌われるリスクがあるからです。 どうでもいい相手なら、失敗しようが知ったことではありません。
愛のシグナル
「老婆心ながら」という言葉が出てきたら、それは「あなたに失敗してほしくない」という愛のシグナルです。 素直に耳を傾けることで、致命的なミスを防ぐことができます。
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由来・語源
仏教用語の「老婆心切(ろうばしんせつ)」に由来する。お婆さんが孫を可愛がるように、仏(師匠)が弟子に対して、度を越しているほど手厚く懇切丁寧に教え導く慈悲の心を表す禅語。
使い方・例文
「老婆心ながら申し上げますが、その契約書は再確認した方が良いですよ」 「老婆心で言うけど、あの取引先は評判が悪いよ」
⚠️ 誤用・注意点
本来は「慈悲深い親切心」という良い意味だが、現代では「余計なお世話かもしれませんが」という**謙遜の定型句**(クッション言葉)として使われることが多い。若者が目上の人に使うと失礼になるので注意(自分が「老婆」の立場になるため)。
類語・関連語
- お節介
- 杞憂