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楽あれば苦あり

らくあればくあり

English: No pain, no gain; Pleasure and pain are twins

意味

楽あれば苦ありとは、人生において、楽しいことがあれば、その後には必ず苦しいこともあるということ。逆に「苦あれば楽あり」とも言い、良いことばかりも悪いことばかりも続かない、人生は浮き沈みがあるものだという教訓。

楽・苦の法則

物理学に「作用・反作用の法則」があるように、人生にも「楽・苦の法則」がある。 山が高ければ、谷は深い。 最高の快楽(楽)の後には、虚無や反動(苦)が待っている。 これは脳内物質(ドーパミン)のメカニズムそのものだ。 ずっと「楽」だけの人生など、薬物中毒者の幻覚の中にしかない。

セット販売の真理

しかし、逆もまた真なり。 筋肉痛(苦)の後に筋肉(楽)がつくように、正しい「苦」は、必ず「楽」の種になる。 「楽あれば苦あり」は脅し文句ではない。 「苦と楽はセット販売である」という、世界の基本仕様(スペック)の説明だ。 このセット構造を理解した時、人は「苦」から逃げなくなり、「楽」に溺れなくなる。 その中庸の境地こそが、真の幸福(ウェルビーイング)なのかもしれない。

由来・語源

「苦あれば楽あり」とセットで使われることが多い。江戸いろはかるたの一つ。

使い方・例文

「今の苦労は将来の楽のためだ、楽あれば苦あり、苦あれば楽ありだ」「楽あれば苦ありで、調子に乗って散財したツケが回ってきた」

⚠️ 誤用・注意点

「楽をしてはいけない」という禁欲的な意味だけではない。「今は苦しくても必ず楽になる」という希望の言葉でもある。人生のバイオリズムを表す。

類語・関連語

  • 苦あれば楽あり
  • 禍福は糾える縄の如し

参考文献: 故事成語

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