屋上屋を架す
おくじょうおくをかす
English: Gilding the lily (Building a roof on top of a roof)
意味
屋上屋を架す(おくじょうおくをかす)とは、屋根の上にさらに屋根をかけるような、無駄なことをする例え。「屋下(おくか)に屋を架す」とも言う。必要のない重複や、無意味な繰り返しを戒める言葉。文章や組織などで、あっても邪魔なだけのものを指す。
組織の贅肉
承認スタンプラリー、似たような会議、連携するための連携部署。 大企業病の正体は、この「屋上屋」の無限増殖です。 屋根の上に屋根を作っても、家は重くなるだけで、雨除けの効果は変わりません。
シンプル・イズ・ベスト
シンプル・イズ・ベスト。 リーダーの仕事は、新しい屋根を作ることではなく、要らない屋根を撤去することです。
推奨リソース
由来・語源
中国の斉の時代の詩人・庾信(ゆしん)の言葉とされる。また、明治時代の正岡子規が、平凡な俳句を批判する際によく用いた。
使い方・例文
「似たような委員会をまた作るのは、屋上屋を架す愚策だ」 「その機能は既存のシステムと重複しており、屋上屋を架すものだ」
⚠️ 誤用・注意点
「より高くする(グレードアップする)」という意味ではない。「無用な重複」というネガティブな意味である。組織が大きくなると、チェックするためのチェック部門(屋上屋)が増殖していくのが常である。
類語・関連語
- 蛇足
- 贅沢の無駄使い