糠に釘
ぬかにくぎ
English: Beating the air; Plowing the sands
意味
糠に釘(ぬかにくぎ)とは、柔らかい糠に釘を打つように、何の手応えもなく効き目がないことの例え。意見や忠告をしても、相手が全く反応せず、張り合いがない様子。「暖簾に腕押し」や「豆腐にかすがい」と同じ意味で、徒労感を伴う場合に使う。
手応えのなさ
糠に釘は、フィードバックのないシステムのことである。 ボタンを押しても音がしない、画面が変わらない。 部下を叱っても、反論もしなければ改善もしない。 この「手応えのなさ(No Haptic Feedback)」は、人間にとって大きなストレスになる。
攻略の鍵
逆に言えば、「ここに打てば響く」というポイント(急所)を見つけるのが攻略の鍵だ。 糠に釘を打ち続けているのは、打っている側の狙いが悪い(ハンマーの持ち腐れ)可能性もある。
由来・語源
糠味噌(ぬかみそ)に釘を刺しても、抵抗なくスッと入ってしまい、固定もできないことから。相手に意見しても反応がない(スルーされる)時によく使われる。
使い方・例文
「彼に注意しても糠に釘だ」「いくら宣伝しても糠に釘で反応がない」
⚠️ 誤用・注意点
「馬耳東風」や「暖簾に腕押し」とほぼ同じ意味。相手が意図的に無視している(馬耳東風)というよりは、こちらの力が吸収されてしまって響かない(暖簾に腕押し・糠に釘)という、虚無感を表す。
類語・関連語
- 暖簾に腕押し
- 豆腐にかすがい