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残り物には福がある

のこりものにはふくがある

English: There is luck in the last helping; Good things come to those who wait

意味

残り物には福があるとは、人が取り残した物や、最後に残った物の中には、思いがけず良い物が含まれているということ。先を争って取るのを戒めたり、最後になってしまった人を慰めたりする際に使われることわざ。「余り物に値(あたい)千両」とも言う。

競争のない楽園

行列の先頭に並ぶことが、常に正解とは限らない。 バーゲンセールで奪い合った服は、家に帰ると着なかったりする。 「残り物」とは、誰も見向きもしなかったものだ。 しかし、ビジネスにおいて「誰もやっていない(残っている)」場所は、競争のない楽園(ブルーオーシャン)かもしれない。

無用なものに宿る福

人が捨てたゴミの中に、ダイヤ原石を見つける目。 みんなが嫌がる面倒な仕事の中に、誰も持っていないスキルや人脈という「福」が隠されている。 ガツガツと前のめりになるだけでなく、パーティーの修羅場の後、静かに皿に残った最後の一切れを味わう余裕。 そこに、本当の豊かさが宿ることもある。

由来・語源

上方いろはかるたの一つ。最後に残ったものに福の神が宿っているという民間信仰。

使い方・例文

「誰もやりたがらない仕事を引き受けたら、大きなチャンスに繋がった。残り物には福があるだ」「残り物には福があると言うし、最後の一枚のクジを引く」「宴会の料理で遠慮していたら、残り物には福があるで一番いい肉が当たった」

⚠️ 誤用・注意点

「余り物は質が悪い(安物買いの銭失い)」の場合もあるので注意。あくまで「欲張らない心」や「逆張り」の精神を説く言葉。

類語・関連語

  • 果報は寝て待て

参考文献: 故事成語

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