二兎を追う者は一兎をも得ず
にとをおうものはいっとをもえず
He who runs after two hares will catch neither
類語・同義語: あぶはち取らず、欲の熊鷹股裂ける
二兎を追う者は一兎をも得ずとは、欲張って同時に二つのことをしようとすると、結局どちらも失敗するということ。二羽のウサギを同時に捕まえようとしても、逃げられて一羽も捕まえられないことから。一つのことに集中すべきだという教え。
最終更新: 2026/1/12
陥りやすい罠ナンバーワン
二兎を追う者は一兎をも得ずは、スタートアップが陥りやすい罠ナンバーワンである。 「この機能もつけたい」「あのターゲット層も狙いたい」 プロダクトに機能を詰め込みすぎると、結局誰にとっても使いにくい「帯に短し襷(たすき)に長し」なものが出来上がる。
選択と集中
まずは「一兎(コア機能・コアターゲット)」を確実に仕留める。 二匹目のうさぎを追うのは、一匹目を料理して食べて、体力をつけてからで十分だ。 ちなみに「二兎を追って二兎とも得る」のが天才だが、凡人が真似をすると大怪我をする。
由来・語源
西洋のことわざ(ローマ由来と言われる)が翻訳されて定着したもの。うさぎはすばしっこいので、一匹に集中して追いかけないと捕まえられない。
使用例
「副業と本業、二兎を追う者は一兎をも得ずにならないように」「あれもこれもと欲張りすぎて、結局二兎を追う者は一兎をも得ずだ」
関連用語
- 同義語: あぶはち取らず, 欲の熊鷹股裂ける
- 関連: 一石二鳥