面従腹背
めんじゅうふくはい
English: Passive-aggressive / Obeying openly while disobeying secretly
意味
面従腹背(めんじゅうふくはい)とは、表面では服従しているように見せかけて、内心では反発していること。「面(おもて)」では従い、「腹(はら)」では背く。上司や権力者に対して、表向きは逆らわず、陰で舌を出して命令を聞き流すような態度を指す四字熟語。
イエスマンの恐怖
会議で誰も反対意見を言わず、全員が「はい、やります」と答える。 しかし、現場では誰も本気で動いていない。 これが面従腹背であり、組織における「サイレントキラー」です。 リーダーが恐怖で支配したり、異論を封じ込めたりすると、社員は身を守るために「従うフリ」を覚えます。 反論があるうちはまだ健全です。反論が消えた時こそ、警戒してください。
推奨リソース
由来・語源
『書経』などの古典に見られる概念。独裁的なリーダーの下で発生しやすい組織の病理。
使い方・例文
「社長のワンマン経営のせいで、社員は面従腹背の状態だ」 「面従腹背の部下ばかりでは、改革は進まない」
⚠️ 誤用・注意点
「大人な対応」という意味ではない。「信頼関係が崩壊している」状態を指す。面従腹背が常態化すると、重要なバッドニュースが報告されなくなり、組織は突然死(不祥事や大量離職)する。
類語・関連語
- 陽奉陰違(ようほういんい)
- 舌先三寸