負け犬の遠吠え
まけいぬのとおぼえ
English: Barking dogs seldom bite; Loser's whine
意味
負け犬の遠吠えとは、臆病な人が、陰でこそこそと強がったり、悪口を言ったりすることの例え。弱い犬は相手の前では尻尾を巻いて逃げるくせに、安全な遠く離れた場所から吠え立てることから。実力のない者が、陰で虚勢を張る様子を揶揄する言葉。
負け犬の遠吠えは、心理学的に言えば「防衛機制(合理化)」の一種である。
直接戦わない心理
自分より強い相手(上司、成功者、ライバル)に面と向かって対峙するのは怖い。 しかし、何もしないと自分のプライドが保てない。 そこで、安全な場所(陰やネットの匿名掲示板)から悪口を言うことで、精神的な優位に立とうとする。 「あいつは性格が悪いから成功したんだ」などと相手を貶めることで、自分の敗北をごまかそうとする行為である。
実力者の沈黙
逆に言えば、本当に実力がある人や、自分に自信がある人は吠える必要がない。 吠えている暇があったら、牙を研いで(スキルを磨いて)、次は勝てるように努力するからだ。 「吠える」という行為自体が、自分が弱者であることを周囲に宣伝してしまっていることに気づくべきである。
由来・語源
弱い犬は、強い犬の前では尻尾を巻いて逃げるくせに、安全な遠く離れた場所からキャンキャンと吠えることから。
使い方・例文
「ネットで匿名で批判するのは負け犬の遠吠えだ」「本人の前で言えないなら、それは負け犬の遠吠えに過ぎない」
⚠️ 誤用・注意点
「負けた人が悔しがって泣く」ことではない。「陰口」や「虚勢」を批判する言葉だ。
類語・関連語
- 陰弁慶
- 内弁慶
- 腰抜け