鳥なき里の蝙蝠
とりなきさとのこうもり
In the kingdom of the blind, the one-eyed man is king
類語・同義語: 井の中の蛙、盲千人目あき千人
蝙蝠(こうもり)とは、あっちについたりこっちについたりして、態度をはっきりさせない人の例え。イソップ寓話「卑怯なコウモリ」に由来する。鳥と獣の戦いで、有利な方にばかり味方したため、最後は両方から嫌われて暗い洞窟に住むようになった話から。
最終更新: 2026/1/12
ベンチャーの生存戦略
鳥なき里の蝙蝠は、ベンチャー戦略としてはアリかもしれない。 GoogleやAmazon(鳥)がいる空で戦っても勝てない。 ならば、彼らがいない洞窟(ニッチ市場)に行けば、コウモリでも王様になれる。
コウモリの覚悟
ただし、自分が「コウモリ(偽物の鳥)」であることを自覚しておかないと、本物の鳥がやってきた瞬間に捕食されることになる。 いつかは進化して本物の鳥になるか、一生洞窟に引きこもるか。コウモリの生存戦略は2つに1つだ。
由来・語源
蝙蝠(コウモリ)は鳥ではないが、空を飛べる。本当の鳥(鷲や鷹などの強者)がいない場所では、コウモリごときが「俺は空の王者だ」と大きな顔をする様子から。「山の無い国ではモグラが王になる」などの類語が世界中にある。
使用例
「今の業界は鳥なき里の蝙蝠状態だ」「彼は鳥なき里の蝙蝠でリーダーぶっている」
関連用語
- 同義語: 井の中の蛙, 盲千人目あき千人
- 関連: ブルーオーシャン, ニッチ