光陰矢の如し
こういんやのごとし
English: Time flies like an arrow
意味
光陰矢の如しとは、月日が経つのは、放たれた矢のように非常に早いものであるということ。「光」は日、「陰」は月で、時間を表す。一度過ぎ去った時間は二度と戻らないので、時間を無駄にせず、一日一日を大切に過ごすべきだという教訓が含まれている。
光陰矢の如し。
時間の体感速度
誰もが知っている言葉だが、本当に理解するのは死ぬ直前だと言われる。 子供の頃の1年は永遠のように長かった(ジャネーの法則)。 しかし、大人になると、昨日が1年前のように感じる。 人生という矢は、発射された瞬間から加速し続け、気づけば的(死)に刺さっている。
矢を止める方法
この体感速度の加速に抗う唯一の方法は、「新しい体験」をすることだという。 脳が「慣れ」を感じると時間を省略して認識するからだ。 毎日が「矢の如し」で過ぎ去ってしまうなら、たまには矢を止めて、道端の花を見る(新しいことを学ぶ)余裕が必要かもしれない。
由来・語源
『仏教』や『唐詩』など様々な由来があるが、共通しているのは「時間は不可逆であり、あっという間になくなる」という無常観。
使い方・例文
「光陰矢の如しで、もう年末だ」「少年老い易く学成り難し、光陰矢の如し」
⚠️ 誤用・注意点
「矢のように突き進む(勢いがいい)」という意味ではない。「早すぎて止められない」「取り返しがつかない」という儚(はかな)さや焦りを表す言葉。だからこそ「時間を無駄にするな」という戒めとして使われる。
類語・関連語
- 歳月人を待たず
- 一刻千金