虎視眈々
こしたんたん
English: Vigilant / Waiting for an opportunity
意味
虎視眈々(こしたんたん)とは、虎が獲物を狙って鋭い目で見下ろすように、じっくりと機会をうかがっている様子。「眈々」は鋭い目つきで見つめること。野望を抱きながら、チャンスが来るのを油断なく待ち構えている状況に使われる。
静かなる脅威
虎視眈々(こしたんたん)とは、強力な実力者(虎)が高い場所から獲物をじっと見据えている姿であり、ビジネスにおいては「市場参入のチャンス」や「競合の失態」を冷静に待ち続けている状態を表す。
戦略的意義
「虎視眈々」は、無鉄砲に突撃すること(猪突猛進)の対極にある。
- 観察: 状況を詳細に分析する。
- 準備: 爪を研ぎ、力を蓄える。
- 忍耐: 不利な状況では動かず、勝機が来るまで待つ。
- 一撃: チャンスが来たら逃さず仕留める。
ビジネスの勝者は、派手な動きを見せずとも、水面下で常に虎視眈々と次の一手を準備しているものである。
由来・語源
『易経』の「虎視眈眈、其の欲逐わる(虎が鋭い目つきで見ている、その欲望を遂げようとしている)」より。
使い方・例文
「ライバル社がシェア奪還の機会を虎視眈々と狙っている」「彼は社長の座を虎視眈々と狙い続けてきた」
⚠️ 誤用・注意点
単に「ぼーっと見ている」ことではない。野望や目的を達成するために、油断なく観察し、最適なタイミングを待ち構えている緊迫感のある状態を指す。
類語・関連語
- 機会をうかがう
- 狙いすます