可愛い子には旅をさせよ
かわいいこにはたびをさせよ
English: Spare the rod and spoil the child; Send the beloved child on a journey
意味
可愛い子には旅をさせよとは、子供が可愛ければ、甘やかすのではなく、あえて辛い旅に出して世の中の厳しさを経験させるべきだという教え。親元に置いておくよりも、苦労させたほうが子供の自立心や精神的な成長を促し、将来のためになるということ。
温室で育ったメロンは甘いが、外に出せばすぐに腐る。 荒野で育った雑草は不格好だが、踏まれても枯れない。
過保護の罪
部下や子供を「潰れないように」守るのは、実は彼らの「強くなる機会」を奪う残酷な行為だ。 「可愛い子には旅をさせよ」とは、失敗させ、恥をかかせ、雨に打たせる愛のことだ。 傷ついた数だけ、人は優しくなり、強くなる。
最強の教育
最高の教育とは、「何も教えないこと(教えるのを我慢すること)」であり、「自分の足で歩かせること」なのだ。 帰ってきた時の彼らの顔つきは、もう子供ではないはずだ。
由来・語源
昔の旅は今と違って命がけの苦行だった。それをあえてさせることで、自立心や生存能力を育むことができる。
使い方・例文
「新入社員をあえて厳しい現場に送る、可愛い子には旅をさせよだ」「可愛い子には旅をさせよの精神で、息子を海外留学させる」「親の過保護は子供をダメにする」
⚠️ 誤用・注意点
「突き放す」ことではない。「成長を信じて見守る」ことだ。手を出したくなる(過干渉)のを耐えるのは、子供よりも親(上司)の方の修行かもしれない。
類語・関連語
- 獅子の子落とし