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邯鄲の夢

かんたんのゆめ

意味

概要

人の一生の栄枯盛衰(栄えることと衰えること)は、はかなく虚しいものであるということの例え。 「一炊の夢(いっすいのゆめ)」とも言う。

故事

中国の唐の時代、盧生(ろせい)という若者が「邯鄲(かんたん)」という都で、道士から不思議な枕を借りて昼寝をした。 彼は夢の中で、出世して大臣になり、美しい妻をもらい、50年間も富と権力を欲しいままにして栄華を極めた。 しかし、ふと目が覚めると、宿の主人が炊いていた「黄粱(あわ)」の粥(かゆ)すらまだ出来上がっていないほどの、わずかな時間しか経っていなかった。

教訓

波乱万丈で長く感じられた50年の栄光も、現実には一瞬の夢に過ぎなかった。 人生の成功や富への執着など、意味がない(諸行無常)という悟りを説いた話。 能の演目『邯鄲』としても有名。

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