完璧
かんぺき
English: Perfection / Returning the jade intact
意味
完璧(かんぺき)とは、欠点が全くなく、完全無欠であること。傷のない完全な宝玉(璧)を、隣国から無事に持ち帰った藺相如(りんしょうじょ)の故事(完璧)に由来する。「璧」はドーナツ型の玉器のことで、「壁(かべ)」と書くのは誤り。
完璧(かんぺき)は、日常会話で頻繁に使われる言葉だが、その由来は命がけの外交交渉にある。
命がけの由来
秦の王に対し、命を賭して宝玉を守り抜いた藺相如の知恵と勇気がもとになっている。 「壁(へき)」はドーナツ型の宝石のことで、これを「完(まっとう)した」ことが語源。
完うする責任
「完璧」とは、美しさのことではなく、与えられたミッション(宝玉を無傷で持ち帰る)を、どんな困難があっても完遂する「責任感」のことかもしれない。 「璧」という漢字は難しいが、壁(かべ)とは違う字であることに注意が必要。
由来・語源
『史記』より。「壁(へき)」は宝玉のこと。藺相如(りんしょうじょ)という名臣が、隣国の王に騙し取られそうになった貴重な宝玉(和氏の璧)を、傷つけずに無事に持ち帰ったという故事から。
使い方・例文
「彼女のプレゼンテーションは完璧で、誰も反論できなかった」「完璧な準備をしてからプロジェクトに臨む」
⚠️ 誤用・注意点
「完壁(下の土)」と書くのは誤り。正しくは「玉(宝石)」なので「王」。元々は「借りたものを無傷で返す」という意味だったが、転じて「完全無欠」の意味になった。
類語・関連語
- 完全無欠
- パーフェクト