鼎の軽重を問う
かなえのけいちょうをとう
Questioning authority / Challenging the ruler
類語・同義語: 下剋上、挑戦状
鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)とは、統治者の実力や権威を疑い、その地位を奪おうとすること。「鼎(かなえ)」は王位の象徴である器。楚の荘王が周の王室の使者に鼎の重さを尋ねた故事から、権力者の能力を値踏みすることを指す。
最終更新: 2026/1/13
権威の所在
リーダーの権威は、役職(社長という肩書き=鼎)にあるのではありません。 その人の人間性や実績(徳)に宿ります。 「俺は社長だぞ」と肩書きを振りかざした時点で、その鼎は軽くなり、部下から軽重を問われる(足元を見られる)ことになります。 真のリーダーは、鼎の重さを語らずとも、自然と人がついてくるものです。
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由来・語源
『左伝』より。「鼎(かなえ)」は王位の象徴である宝器。楚の荘王が周の王室の使者に対し、「鼎の重さはどれくらいか(俺でも持ち運べる=奪えるのではないか)」と挑発的に尋ねた故事による。使者は「徳があれば鼎は重くなり、徳がなければ軽くなる。重さは鼎そのものではなく徳にあるのだ」と切り返した。
使用例
「社長の経営方針に対して、株主総会で鼎の軽重を問うような鋭い質問が飛んだ」
関連用語
- 同義語: 下剋上, 挑戦状
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