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快刀乱麻

かいとうらんま

English: Cutting the Gordian knot (Solving a complex problem swiftly)

意味

快刀乱麻を断つ(かいとうらんまをたつ)とは、もつれた麻糸(乱麻)を鋭い刀(快刀)でスパッと断ち切るように、こじれた問題や紛糾した事態を、鮮やかに、手際よく解決することの例え。「ゴルディアスの結び目」の故事に近い。

ほどくか、切るか

ビジネスにおいて、絡まり合った問題(利害関係の調整、スパゲッティコード、形骸化した会議)を、一つ一つ丁寧にほどこうとすると、無限に時間がかかります。 時には「切る(捨てる、やめる、白紙に戻す)」というドラスティックな決断こそが、唯一の解決策となる場合があります。

快刀乱麻の決断

「快刀乱麻」は、ちまちました改善ではなく、**抜本的な改革(イノベーション)**が必要な場面で求められるリーダーの資質です。 痛みを伴うとしても、全体を生かすために腐った部分を切り離す。 その冷徹さと鮮やかさが、組織を停滞から救うのです。

推奨リソース

由来・語源

南北朝時代の『斉書』より。高歓(北斉の創始者)が息子たちの才能を試すため、絡まった糸をほどくよう命じた際、次男の洋だけが刀でバッサリと切り捨て、「乱れたものは切らなければ収まらない」と言い放った。父はその決断力を称賛した。

使い方・例文

「新任の社長が快刀乱麻の采配で赤字部門を整理した」 「こじれた人間関係を快刀乱麻を断つように解決するのは難しい」

⚠️ 誤用・注意点

「乱暴に解決する」という意味ではない。誰もが手をこまねいていた難問を、**常識にとらわれない発想と決断力**で見事に解決する「鮮やかさ」に焦点がある。

類語・関連語

  • 一刀両断
  • ゴルディアスの結び目(西洋の類語)

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参考文献: https://kotobank.jp/word/快刀乱麻-458124

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