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果報は寝て待て

かほうはねてまて

English: Good things come to those who wait; Wait for the tide

意味

果報は寝て待てとは、幸運(果報)は人間の力だけでどうにかなるものではないので、焦らずに自然の成り行きに任せて待つのが良いという教え。「寝て待て」といっても怠けていれば良いわけではなく、やるべきことをやった後は、余計な心配をせずに堂々と時期を待てという意味が含まれる。

果報は寝て待て。これは現代人にとって最も難しいスキル「待機(Wait)」のことだ。

待てない現代病

メールを送ったらすぐ返事が欲しい。広告を出したらすぐクリックが欲しい。 この「待てない病」が、不要な催促メールを送って印象を悪くしたり、短期的な数字に一喜一憂して戦略をブレさせたりする。 即レスが正義とされる時代だからこそ、意識的に「待つ」能力が差別化要因になる。

手放す勇気

農家は種をまいた翌日に「まだ芽が出ないのか!」とほじくり返したりしない。 自然の摂理(ラグ)を理解し、信じて寝る(手放す)。 人事を尽くしたら、あとはコントロールできない領域。 それができない(寝て待てない)人は、果報(成果)を受け取る資格がないのだ。

由来・語源

「果報」は仏教用語で、前世の行いの結果としての報い。運命は決まっているのだから、ジタバタしても仕方がないという諦観と、余裕を持って構える姿勢。

使い方・例文

「人事は尽くした。あとは果報は寝て待てだ」「プレゼンの結果は気にするな、果報は寝て待て」

⚠️ 誤用・注意点

「何もしないで寝ていれば良いことが起きる(怠惰)」という意味ではない。「やるべきこと(人事を尽くす)」をやった上での「待つ姿勢」を説いている。種を撒かずに寝ていても、雑草しか生えない。

類語・関連語

  • 人事を尽くして天命を待つ
  • 待てば海路の日和あり

参考文献: 仏教

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