蛙の子は蛙
かえるのこはかえる
English: Like father, like son; The apple doesn't fall far from the tree
意味
蛙の子は蛙とは、子供は親に似るものであり、凡人の子はやはり凡人であるということ。「トンビがタカを産む(平凡な親から優秀な子が生まれる)」の対義語。才能や性格は環境よりも血筋に左右されるという諦めや、身の丈に合った生き方を説く意味もある。
「蛙の子は蛙」。この言葉は、呪いだろうか? それとも救いだろうか?
呪いか救いか
多くの人は、これを「才能の限界(どうせ親を超えられない)」という諦めの言葉として聞く。 しかし、視点を変えてみよう。 これは「カエルは、無理をして空を飛ぼうとしなくていい」という許可証でもある。 自分の本質(カエルであること)を否定し、鷹になろうとして苦しむ必要はない。
最強の自己肯定
カエルにはカエルの、水陸両用の素晴らしい世界がある。 自分のルーツを受け入れ、与えられた特性を最大限に活かすこと。 親や先人が築いた土台の上で、自分らしいジャンプを磨くこと。 そう覚悟を決めた時、「蛙の子は蛙」は、「自分以外の何者にもならなくていい」という、最強の自己肯定の言葉に変わる。
由来・語源
日本古来のことわざ。オタマジャクシは親(カエル)と形が全然違うが、結局はカエルになるということから。
使い方・例文
「彼も父親と同じ道に進んだね、蛙の子は蛙だ」「期待しすぎても仕方ない、蛙の子は蛙だよ」
⚠️ 誤用・注意点
「鳶が鷹を生む(平凡な親から優秀な子が生まれる)」の対義語であり、謙遜や諦めの文脈で使われることが多いが、必ずしもネガティブな意味だけではない。「血は争えない」という肯定的なニュアンスも含む。
類語・関連語
- 血は争えない
- 瓜の蔓に茄子はならぬ