花鳥風月
かちょうふうげつ
English: Beauties of nature; Flower, Bird, Wind, and Moon
意味
花鳥風月(かちょうふうげつ)とは、自然の美しい景色のこと。花、鳥、風、月。また、それらを題材にして詩歌や絵画をたしなむ風流な心のこと。日本の四季折々の自然美を愛でる、豊かな感性を表す四字熟語。「花鳥風月を友とする」のように使う。
コンクリートジャングルで戦う現代人にとって、最も欠けている栄養素は「花鳥風月」かもしれない。 パソコンの画面ばかり見ていないか?最後に月を見上げたのはいつだ? 「美しい」と感じる心の余裕がない時、人の心は荒む。
感性の受信アンテナ
花鳥風月は、ただの景色ではない。 それを美しいと感じる「受信アンテナ(感性)」のことだ。 季節の移ろいに気づき、小さな命を愛でる。
生存から生活へ
その繊細な感性を取り戻した時、私たちの人生は、ただの生存(サバイバル)から、生活(ライフ)へと変わるのだ。 効率や生産性では測れない、豊かな時間がそこには流れている。
由来・語源
花、鳥、風、月。四季折々の自然美の象徴。
使い方・例文
「花鳥風月を愛でる」「花鳥風月の心を持つ」「彼の作品には花鳥風月の趣がある」
⚠️ 誤用・注意点
「古臭い」ものではない。日本人の美意識の原点だ。タモリ氏の名言に「人は年を取ると、花鳥風月の順に興味を持つ」というものがある。最初は花、次に鳥、そして風の風情を感じ、最後は月を眺めるようになるという。自然との一体化のプロセス。
類語・関連語
- 雪月花
- 風流