壁に耳あり障子に目あり
かべにみみありしょうじにめあり
English: Walls have ears, doors have eyes
意味
壁に耳あり障子に目ありとは、秘密は漏れやすいものだから、誰にも聞かれていないと思っていても、言葉には十分気をつけるべきだという戒め。隠し事をしようとしても、どこで誰が見聞きしているか分からない。情報漏洩や噂話への警告として使われる。
「絶対誰にも言わないでね」。 この前置きから始まる話は、明日には全員が知っている。
物理法則としての漏洩
隠し事は、必ずバレる。物理法則のようなものだ。 居酒屋の個室(壁)も、鍵のかかったチャットグループ(障子)も、信用してはいけない。 そこには必ず、意図しない聞き手(耳)や、裏切り者(目)が潜んでいる。
沈黙という最強のセキュリティ
秘密を守る唯一の方法は、「秘密を作らない(やましいことをしない)」ことか、「墓場まで一人で持っていく」ことだけだ。 第三者に話した時点で、それはもう秘密ではなく、公開情報(パブリックデータ)になったと覚悟すべきだ。
由来・語源
壁の内側に隠れて聞き耳を立てている人がいるかもしれない。障子の穴から覗いている人がいるかもしれない。
使い方・例文
「ここだけの話ですが…いや、壁に耳あり障子に目ありだ。場所を変えよう」「悪口は言わない方がいい。壁に耳あり障子に目ありで、本人の耳に入るぞ」
⚠️ 誤用・注意点
「幽霊がいる」という怪談ではない。あくまで人間による情報漏洩の警告。現代風に言えば「スマホにログあり、SNSにスクショあり」か。
類語・関連語
- 秘密は守れない
- 昼は壁に耳あり夜は鍵穴に目あり(西洋のことわざ)