地獄の沙汰も金次第
じごくのさたもかねしだい
English: Money talks; Money makes the mare go
意味
地獄の沙汰も金次第とは、世の中のことはすべてお金の力で解決できるということの例え。地獄の裁判(沙汰)でさえ、お金(賄賂/六文銭)があれば有利になるのだから、ましてやこの世のことは言うまでもないという、金銭万能主義を皮肉ったことわざ。
地獄の沙汰も金次第(Money talks)とは、処刑場のような地獄(トラブル)でさえ、お金があれば手心を加えてもらえるということ。 資本主義社会における冷徹なリアリズムを表す言葉。
お金の効力
「愛があればお金なんて」と言うのは、平和な時だけの綺麗事だ。 病気、訴訟、倒産危機といった「地獄」に落ちた時、最後に頼りになるのはやはり金(キャッシュ)だ。 お金は「自由の引換券」であり、トラブルを消火する最強の武器になる。
備えあれば憂いなし
拝金主義を推奨するわけではない。 しかし、この現実を直視し、十分な備え(内部留保)をしておくこと。 それが、ビジネスという地獄を生き抜くための、最低限の作法(マナー)である。
由来・語源
死後の世界である地獄でさえ、閻魔様への付け届けや、三途の川の渡し賃(六文銭)が必要とされることから。
使い方・例文
「結局は地獄の沙汰も金次第、予算があるチームが勝つ」「弁護士を雇うにも金がいる、地獄の沙汰も金次第だ」「地獄の沙汰も金次第と言うが、金で買えないものもある」
⚠️ 誤用・注意点
「金が全てだ」と開き直る時に使うが、本来は「金の威力をあきれ気味に伝える」言葉。拝金主義への批判も込められている。しかし、資本主義社会におけるリアリズムを表す言葉としては強力だ。
類語・関連語
- 阿弥陀の光も金次第